まずは友人のような距離感を生み出すことです。最初は新郎・新婦様と1スタッフという関係性ですが、結婚式のこと、時には結婚式以外のことでも相談してみようと思ってもらえるような…そんな身近な存在でいたいと思っています。打ち合わせをしているうちに、「平野さんにも、私の友人たちをもっと知ってもらいたい!」とご友人様のお写真を見せて頂いたりすると嬉しい気持ちになりますし、ご友人様のキャラクターなどを知ると、さらに奥深いプランニングに生かしていくことができます。そのためにも、まずはおふたりのことを知る、そして一緒に最高の1日を作りたいという気持ちをしっかりと伝えて、臨むようにしています。
“自由””アットホーム”など、テーマは同じ言葉でも、奥に隠されたご希望は様々。その奥底に眠るご希望を、おふたりに気づかせてあげられるよう意識しています。ウェディングプランナーの仕事とは、おふたりがやりたいことをただ叶えるだけじゃないと思います。結婚式において、おふたりが気づいていないことを気づかせてあげることがウエディングプランナーの使命でもあると思います。「おふたりは”自由がいい”とおっしゃっているけど、本当にそうですか? それがゲストにとってベストですか? この進行は本当に必要ですか?」と、いつでも冷静な目を持って、問いかけながら進めていくようにしています。