高校、大学ではチアダンスやストリートダンスをやっていましたが、その頃から、大人数で舞台を作るのが好きで、達成したときに喜びややりがいを感じることが多かったような気がします。大学は経済学部に在籍しておりましたので、ウエディングのことを学ぶ機会はありませんでしたが、経済の理念に触れ、地域活性や都市開発のゼミに所属していたこともあり、大学周辺の商店街の方と一緒に何かを作り上げることをメインで勉強していました。
それまで結婚式に参列したこともなかったですし、ウエディングプランナーのイメージはテレビドラマで見たくらいでしたが、「人の笑顔を近くで見られる仕事が良いな」と思ったこともあり、就職活動ではサービスの仕事に絞って活動していました。「質の高いサービスを勉強したい!」という気持ちから、最初はホテルを中心に受けていましたが、途中から「もっとお客様個人と深い関わりができる仕事はないのかな?」と思い始めました。
やりがいがあって責任感のある仕事、人の人生に深く関わるような仕事がしたい! そのすべてを叶えられるのがウエディングプランナーという仕事でした。人の幸せを近くで見届けることができ、一生に一度の大イベントに関わる仕事であるということ。元々チームで何かを作ることが好きだったので、大勢でひとつの結婚式を作り上げるところにも憧れを感じました。