これからウエディングプランナーになる人に向けてのメッセージ
忙しい業種、という印象が強いかもしれませんが、あんなに人と深く関わり続ける職業って他にないと思います。毎週毎週お会いして、その都度涙が溢れてくる、あれだけのお金をかけていただいているのに「ありがとう」と言われる仕事。こんなにありがたいことってない。
結婚に携わるということは、「家族の始まり」の瞬間に立ち会うこと。だからウエディングプランナーって、おふたりの家族としての人生に何か節目があるときに思い出す顔になると思うんです。そんな仕事他にはないです。
自分にとっても大切な人がたくさんできるというのも醍醐味。お互いが望めば、新郎新婦と一生の友達にもなれます。私自身、関わった新郎新婦の皆様とは今でも年賀状のやりとりなど、関係性が続いています。自分の結婚式に招待した方もいました。そういう繋がりがたくさんできたのは本当にありがたいと思っています。
だからそんなウエディングの仕事を志す人がもっと増えたらいいなと思っています。
この先、結婚が決まったら会場に電話するのではなく、ウエディングプランナーを選んで一緒に創り上げていく、アイテムも自由に選べる、そんな時代が必ず来るはず。そういう仕掛けをするひとがどんどん増えて、カップルが納得いく結婚式がどんどん作れればいいなと思っています。