感情報酬でプライベートも大切に

感情報酬とは、仕事に対してポジティブな感情を醸成できる環境を整えることを言います。ポジティブな感情とは、新しいことに挑戦するワクワク、やりたかったことに取り組める興奮など幸せな気持ちやモチベーションを高める状態です。

給料や出世のような外的な報酬はイメージしやすいですが、近年感情報酬という内的な報酬が注目され、これまでと別の角度からのアプローチがされています。

感情報酬が注目された背景としては、若者の「出世しなくても、プライベートの自分時間や家族時間を重視したい」という考えが増えてきたことが挙げられます。

それまでは、朝早くから夜遅くまで仕事をして役職を獲得していったり、給与を増やしていく働き方が一般的でした。しかし、若者の新しい考え方が増えたことにより、働く環境の整備が必要になりました。

感情報酬がない場合、労働者の生産性が下がり、企業としての価値が下がってしまいかねません。外発的な動機以上に、内発的な動機を持たせることで、労働者のやる気やモチベーションは高まり、自主性や責任感が生まれるでしょう！

ポジティブな感情を醸成できる環境を整えるために、企業としてはなにをしたらいいのでしょうか？意識するといいことが、大きく4つあるといわれています。

①称賛すること
　結果のみならず、プロセスから総合的に評価する
②共感すること
　否定するのではなく、気持ちに寄り添う
③敬意を表すこと
　傾聴したり、相手の言動を尊重する
④愛情を持つこと
　愛のある教育・育成をする

ブライダル業界において感情報酬は、予約の連絡が合ったタイミングから、ご来館、会場案内、クロージングまでの流れとして評価をすることや後輩・部下の考え・行動を否定するのではなくまずは傾聴することなどが挙げられます。

ゴールデンウイークが明け、今後は夏の商戦が待っています！5月の連休の振り返りを十分におこない、夏に向けて再スタートを切っていきましょう！

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