【連載コラム②】Someday Weddingを生み出した私たち

最終更新日: 2023年02月20日

こんにちは!
本日は連載コラム第2回ということで、私たちがwetukuアカデミア1期生ブライダルマーケティングプロモーションファカルティ(※ファカルティ:学部)で活動していたときのこと、Someday Weddingはどんな想いから生まれたのかということをお話していきたいと思います。

右も左も分からない状態で始まった研究ファカルティ。初めてアカデミア生と密に関わった時間。ぶつかった壁。

ブライダル業界の方はもちろん、是非、学生の皆さんにもご覧いただきたい内容となっております。今回も皆さまのあたたかい心とともに最後までお付き合いください!

目次
・何度も何度も考えてたどり着いた先
・大丈夫か!?中間報告会直前の私たち、、
・火がついた瞬間。全力疾走!
何度も何度も考えてたどり着いた先

ドキドキのファカルティ発表を経て、ブライダルマーケティングプロモーションファカルティで集まった5人。
ブライダルマーケティングプロモーション、、捉える範囲が広すぎるファカルティでどんな研究内容にしていくのか、どんな課題を解決していくのかをとにかく話し合いました。

探り探りの状況。でもただ1つ、最初からメンバー5人が統一して、必ず解決したい業界の課題がありました。

S__17096724.jpg

”ブライダル業界のナシ婚課題を解決したい”

この想いです。

夫婦となるおふたりはどんな条件があっても幸せになる権利がある。幸せな空間で誓い合う権利がある。

それにもかかわらず、「時間がない」「お金が足りない」「はずかしい」「面倒くさい」こんな感情が生まれてしまうことで、今ある “ふつうの” 結婚式 ができない。

ブライダル業界はこのままでいいのか!?

私たちはここに目をつけました。

まず、結婚式で一番重要なことは何か。

最近は、ゲストへのおもてなしや家族への感謝をメインテーマにする結婚式が増えていますが、結婚式の本質。それは、

「夫婦の誓い」

これではないでしょうか。

結婚をして、夫婦としての愛を誓い合う。この瞬間。この空間があることで、この先、いつでも夫婦としての1ページ目にもどってくることができる。人生最大の記念日となりますよね。

夫婦の記念日と言えば、結婚記念日。
結婚記念日を、“入籍した日”とする場合と“結婚式を挙げた日”とする場合がありますよね。

結婚記念日というと、結婚をする日=入籍日なのかな、、と想像しますが、
結婚式を挙げた日を結婚記念日として残したいと思うくらい、結婚式の空間に対する印象が心に残るのだと思います。

であれば、入籍日を特別な日にできればいいのではないか!!

そう考えました。

入籍というと、婚姻届けを1枚提出すればなりたってしまうもの。そう簡単に捉えることもできますが、一般的には、夫婦のどちらかの苗字が変わり、それまでの「個人としての人生」から「夫婦としての人生」に変わるという、とても大きな一歩を踏み出す1日となります。

そんな1日を一生記憶に残る日に彩るプロダクトをつくりたいと考えました。

ここまで綴ったことが、私たちがSomeday Weddingを生み出す基となったストーリーです。(まだまだ一部ですが、、汗)

大丈夫か!?中間報告会直前の私たち、、

そうこうしているうちにあっという間に中間報告会。
ここまで、順調だったかというと決してそうではありませんでした。

全員がもちろん学生。そして、アルバイトや授業がある毎日を送っている中で、ミーティングの日程調整をすることはとても大変でした。

ミーティングに全員が参加できる日が少なく、その分すれ違いもありました。

自分がいない間に色々変わってる、、
自分の役割はなんなんだろう、、
年末年始くらい休みたい、、とメンバー間で甘い気持ちが働いてしまったことも、、。

そんなすれ違いがあった中でなんとか完成させた中間報告のプレゼンテーション。

中間報告当日、なんとかプレゼンテーションを終え、他のファカルティの発表や最終報告会のアナウンスを受け、私たちの心に一気に火が付きました。

私自身は、根っからの負けず嫌いなので、「最終報告会で最優秀ファカルティを決めるよ」と聴いた瞬間、「最優秀賞は私たちがとる」と決めていました。(笑)

火がついた瞬間。全力疾走!

ここからの私たちは全力疾走。予定が合わないことを言い訳にせず、

「時間が合わないのならば、つくればいい」

早朝や深夜のミーティングはTAの方やプロフェッサーの笠さんに申し訳ない、、と思っていたメンバーですが、「遠慮は裏切りだよ」というまもさんの言葉にハッとする感情が生まれ、私たちは朝7時、夜23時という確実に全員が集まれる時間を大切にしながら、最終報告会まで着々と準備を進めました。

アンケートやインタビューにかける時間を大切にしながら、ターゲットになる層の声を確実にキャッチしつつ、新しいプロダクトに対する客観的な意見をいただき、毎日プロダクトのブラッシュアップに励む日々。

この期間、研究活動だけではなく、チームメンバーでしっかりと向き合う時間もつくりました。中間報告前の研究活動に対する温度感だけではなく、メンバー間のすれ違いを何とかしなければなりませんでした。

本音でぶつかり合う時間。

年上年下関係なくしっかり向き合ったからこそ、このチームがあると思っています。
言葉で伝えれば分かり合えたこと、みんなが本気でこの研究で向き合っていること。
すれ違いはありながらも、向かっている方向は同じだったこと。

この時に発覚したのは、実は、メンバー5人全員がもともと個人主義で、チームで動くことを得意としていなかったのです。

“人に頼ることが苦手” “自分でやった方が早い” “自分の想いをなかなか伝えられない”

そんな想いを抱えていました。ただ、全員がこれまで個人主義だったからこそ、それぞれの感情を理解し合うことができて、メンバー全員で向き合うことでチーム力がどんどん上がっていきました。

「はじめて、チームが良いと思えた。チームで活動することってこんなに楽しいんだ。」

私自身はこんな感情を初めて抱くことができました。
みんなもそうだったと思います。

第一弾のコラムで書いた、「このメンバーなら何でもできる気がする」という感覚も、アカデミア生時代にみんなで向き合う時間を適当にせず、チームづくりにも全力を注いだからこそ、あるものだと感じています。

今回も最後までご覧いただきありがとうございました!
次回は、研究活動にもチームづくりにも全力で向き合い、自信しかない状態で挑んだ最終報告会の時のことをお話していきたいと思います!

来週のコラムもお楽しみに♪

【提携会場様募集中】

Someday Weddingでは、”ナシ婚をゼロに!”をモットーに挙式率(夫婦の誓い)100%を目指しています。どんな状況があっても誰一人取り残すことなく、日本のすべてのカップル様へ、Someday Weddingを届けることができるよう、全国の結婚式場・レストラン・ホテルの提携会場様を募集しております。

ブライダル業界のナシ婚課題に共に向き合い、Someday Weddingから更なる結婚式実施、レストラン・ホテル利用の増加に繋げていきましょう。

Someday Weddingに共感してくださる皆さま、是非、一度オンラインでお話する機会をいただけますと幸いです。
→Someday Wedding Gmail :somedaywedding315@gmail.com

※参考資料
・現在提携中会場様LP:入籍日を特別な日に (peraichi.com)
・NHK取材映:結婚式場を活性化 学生の新たな取り組み(2020年7月28日放送) - NHKニュース たっぷり静岡 - NHK