【ウエディングプロデューサーになったきっかけ】
結婚というライフチェンジを機に、この先の生き方や働き方を考えたことがきっかけです。私はもともと自立心が強く、仕事に関してはやりがいというよりも「上京してひとりでしっかり生きていくために働く」という意識が強かったのですが、結婚をしたことで、「家族」という単位で今後の人生を考えるようになったんです。
まず考えたのは、自分はこの先子どもが生まれたときに子どもに誇れる仕事ができているのかということ。それは教師である父の影響が大きいのですが、ある時父と仕事の話になった時に、父が自分の生徒である子供たちが可愛いこと、成長を見ているのがとても嬉しくて楽しいということを、満面の笑顔で話してくれたんです。そんな父を見て、いつか自分の子供に働く自分の姿を見せた時、こんな風に自分の仕事に誇りをもって幸せそうに話せる親になりたい、そう思ったんです。
そして改めて自分の幸せってなんだろうと自分の人生を棚卸しし、どんな時に幸せを感じられるのかを思い出しました。そこで思い出したのが、小中高と続けていたダンスの舞台での経験です。みんなでひとつの舞台を作り上げ、それを見て「感動した」「勇気をもらえた」とお客様に言ってもらえるのがとても嬉しく、心が震える経験だったことを思い出しました。自分も、周りの人も幸せになる、心が震える仕事がしたい、そう思った時に頭に浮かんだのがこのCRAZYが提供しているCRAZY WEDDINGでした。
創業者の山川とは就活の時に出会っていたのですが、その生き方にとても共感していて、こんなふうになれたら、とずっと思っていたんです。これから自分の生きる場所は、感動を生み出し、そこから誰かの人生が動くようなそんな体験を生み出せる仕事ができるところ。そう決めて、CRAZYに踏み出してみよう、と思ったのがきっかけです。