アヴェニールクラス東京
籔田 宏美さん (1/7)
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「人のためになら自分のことよりも一生懸命になれる」と気づいた瞬間

ウエディングプランナーになったきっかけ

元々は保育士になりたかったんですけど、ピアノが弾けなくて……。ピアノの練習もしてはいたんですけど、なかなか打ち込めない自分がいて、別にやりたいことがあるはずだと思った時に、「自分は今、何をしている時が楽しんだろう」と考えたんです。「本当になりたい将来のためだったら、もっと一生懸命になれるはず。」そう思いながら過ごす中で、同じく保育士を目指している不器用な子のために面接で使用する人形劇の人形を代わって作ってあげました。

自分のことではないのに一生懸命になれたその時間がすごく楽しくて、「人のためになら自分のことよりも一生懸命になれる」ということに気が付きました。そういった仕事がないか調べている中、ウエディングプランナーという仕事を知り、ブライダルのことを学びたいと専門学校に進むことを選択しました。

それまでの私は、姉が進んできた道を追いかけていくような形で中学・高校と過ごしてきたんですが、初めて自分の意志でやりたいことが見つかったので、親にその想いを伝えて専門学校に進むことを承諾してもらいました。

それまであまり勉強は得意なタイプではなかったのですが、専門学校でのブライダルの知識や概論の授業は本当に大好きでした。やっぱり自分で希望して進んだ道だからこそ成績は一番になりたいという想いがすごくありました。それくらい人生の中で一番勉強を頑張った自信があります。

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