ホテルボストンプラザ草津
倉橋 広樹さん (5/7)
ホテルボストンプラザ草津
倉橋 広樹さん (5/7)

目先だけでなく滋賀のウエディング全体を盛り上げたい

会場同士で手を取り合い、より質の高い結婚式を目指す

【滋賀ウエディング協議会の取り組み】

FM局で勤務していた頃、県内のウエディングの式場やホテルさんがブライダルフェアの告知CMを出してくださることが多かったんです。そうした県内の式場やホテルの方たちに向けて営業マンとして担当させていただいていたので、転職する前からウエディング業界の方たちとは面識がありました。

ウエディングに転職したものの、最初は分からないことばかりだったので、一緒に食事をさせていただく機会を作り、ウエディング業界のことを教えていただこうと思っていました。その中で、みなさんが同じようにウエディングに対する悩みや、難しいなと感じていることがたくさんあることが分かりました。

そういう現状を打破していくために団体を作る提案をし、一番みなさんと顔見知りであった私が立ち上げることになりました。約半年間の準備期間を経て、正式に立ち上げとなりました。FM局で県内の式場やホテルさんの担当をしていなかったら、そういうネットワークなどもなかったと思います。そういう意味では、人脈は大切だなと感じるようになりました。

現在、6社で事務局をやっています。みなさんそれぞれの式場の支配人やマネージャーとして日々、忙しくされている方たちばかりですが、毎月「事務局会」という会議を行っています。

滋賀ウエディング協議会を立ち上げた以上は、軌道に乗せて有意義な会にしたいという想いがあります。パートナー企業さんを合わせると50社ぐらいありますが、その全員を集めて定例会をするのは半年に1回です。大きな定例会以外にもみなさんが積極的に参加してくださるっているので、常に活動に対して熱がある状態で続けられています。

ある種ボランティアのような集まりではありますが、きちんとやり切らなくてはいけないという責任感の強い方たちが集まってくださっているからこそ、スムーズに活動が進んでいるのだと思います。

そもそも結婚式自体に魅力を感じないお客様は結婚式をやりたいとは思いません。しかし、魅力のある結婚式を作っていくためには、式場のウエディングプランナーが今の時代にあったプランニングをすることにより、結果良い結婚式を作ることができるのです。

こちら側が成長しなかったら、良い結婚式なんて生まれない。こうやって地元の式場さん同士で集まることで、そのクオリティーが上がっていくのであれば、もっと良い結婚式が増えてくると思います。そうしたらもっと結婚式をやりたいと思う人が増えてくる。一歩ずつではありますが、そういう環境の下地はできたのではないかなと思います。

自分で言うのも何ですが、この活動が県内の結婚式場さんにとってプラスになっていると思いますし、毎月のように集まることによってより仲も深まっていくと感じています。お互い困ったことがあればすぐに助け合ったりもしています。目先のお客様だけでなく、滋賀のウエディング全体をみんなで盛り上げていこうという感じですね。

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