Marryaid(マリーエイド)
魚嵜 史子さん (2/9)
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魚嵜 史子さん (2/9)

結婚のきっかけをくれた亡き大親友への想いも込めて

太陽の新婦様と月の新郎様、そしてゲストを星に例えた結婚式

【印象に残るプランニング テーマ:太陽と月】

おふたりの性格を表した「太陽と月」がテーマの結婚式が印象に残っています。太陽は、いつも明るく人に好かれるタイプの新婦様。月は、口数は少ないけれど、優しくて言葉に影響力のある新郎様。まさにテーマ通りのお人柄でした。そしてもうお一人、おふたりにとって大事な方を「星」と例えました。
実は、おふたりは親友を不慮の事故で亡くされていました。その方がいなければ結婚はおろか、おふたりが付き合うことにもなっていなかったそうです。新郎様は、その方が亡くなる直前までお話していたそうで、「死」というものを目の当たりにされました。そういうことがあったからこそ、「伝えたいことは言わなくてはいけない。忘れてはいけないことは忘れない」と、新郎様はおっしゃいました。
そこでテーマに沿って、おふたりの大親友を「星」と例えました。星は明るい時には見えないけれど、実はずっと近くにあります。身体はなくともおふたりのそばにいるということを表現しました。結婚式には、亡くなられた方の元婚約者もご出席され、新郎様からは「結婚するのは彼のおかげ」とゲストのみなさまにご挨拶がありました。

また、私から新郎新婦様へサプライズも行いました。新婦様から「いまここにない未来は自分の手で作る」ということをモットーとしているとうかがった時、周りの人の協力や思いもあるのだということもお伝えできたらと思ったんです。そこで、ゲストのみなさまお一人お一人にキャンドルをお配りして新郎新婦様の入場の際に照らしていただき、司会者から「ここにいるみなさまは、おふたりの人生をこれからもずっと照らしてくれる星のような存在です。亡くなられた彼を含め、ここにいるみなさんがこれからの人生を支えてくれます」とメッセージを伝えてもらいました。結婚式の後、おふたりが「魚嵜さんに出会ったことは私たちの人生にとって欠かせないことだったと思います」と言ってくださり、今でも連絡を取り合う仲となりました。「これから色んなことがあると思うけど、あの結婚式があったから何があっても絶対大丈夫だと確信しています」ともおっしゃっていただき、おふたりの人生をプラスなものにできたのかなと感じました。

「太陽と月」の当日の様子をもっとのぞいてみる

インタビュー日: 2018/08/09
インタビュー日: 2018/08/09
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