well-beingを実現するEX(従業員体験)とは

最終更新日: 2023年04月14日

EX(従業員体験)とは、従業員が働くことで得られる様々な経験のことです。

例えば、スキルアップによる働きがいや仕事で得られる達成感・責任、福利厚生等の待遇がこれにあたります。

これまで海外で取り組まれてきたEXが、日本でも注目されるようになったのは、雇用の流動化や転職・副業(複業)の一般化が大きな背景として挙げられます。

終身雇用制度が衰退し、労働者は日々新たなスキルの獲得と転職を視野に入れた生活をしています。また、労働者人口の減少により、企業は少数精鋭での経営をせざるを得なくなりました。
そのため、生産性の高い優秀な人材を手放したくなく定着してほしいと考えており、EXに注目が高まっているのです。

EXを高めることで、離職率の減少による人材の確保やモチベーションが上がることによる業績アップなどの効果を期待できます。

具体的な取り組みとしては、従業員アンケートを取って企業全体の現状把握をしたり、1on1ミーティングで労働者個人の理解を深めたり、エンプロイージャーニーマップを作成して経験や成長を可視化することが有効だと言われています!
基礎となる考え方は、「労働者が働くことを通じて何を求めているか」を企業・経営層が的確にキャッチすることです。

宿泊業界では、予約~チェックアウトまでの一連の顧客体験を、そこで働く労働者の方々が体験し、現場のいいところを伸ばして改善点を修正している企業もあります。
ブライダル業界においては、顧客と同様の経験はできずとも、ロールプレイングを通じて顧客体験をしたり、上司やメンターとの定期的な1on1ミーティングをおこなうことで、自身の成長を実感したり、次の目標が明確になりEXを高められるでしょう。

アンケートで表面的な成功事例や課題を集めつつ、対話や面談で企業理解を深めたり、労働者の目標・ありたい姿を認知することが、EX向上のきっかけになるのではないでしょうか!

弊社では、キャリアカウンセラーによる無料カウンセリングもおこなっております!困ったことがありましたら、いつでもお気軽にお問い合わせくださいませ!

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