新入社員研修では、気づかせる育成を

最終更新日: 2023年03月17日

各企業・各会場、新しいメンバーを迎える準備が着々と進んでいることと思います!
今回のテーマは、 【新入社員研修】 です!

新入社員研修における目的は、下記のようなことが挙げられます。

①企業や業務内容に関する理解を深める
近年、入社前からおこなわれている≪企業理念の浸透≫や経営方針などの全体像の共有をする

②縦・横・斜めの関係性構築
困った際に相談できる相手やロールモデルを作れるよう、関係性の構築をする
(特に中途採用の場合、部下ができてもスムーズなコミュニケーションができるようにする)

③配属後のイメージを持つ
入社前とのギャップや不安を減らし、ミスマッチによる離職を防ぐ

研修では、ビジネスマナーや業務に必要な基本知識、新卒社員の場合は学生から社会人への切り替えなど、土台を作っていきます。時間にも限りがあるので、効率よく関連部署と連携をとっておこなうことが大切です。

ブライダル業界における新入社員研修というと、なにを思い浮かべますか?

一般的な敬語や立ち居振る舞いなどのマナー研修から、現場(実際の結婚式の見学や新規接客の同席など)でのOJT研修は思い浮かべやすいのではないでしょうか。

ほかにも、実際に現場に立つようになった際に必要なコミュニケーション力やホスピタリティ力、あらゆる場面に冷静に対応できるスキルを身につけられるといいでしょう。

最近では、研修外でもSNSやネットで結婚式にまつわる様々な情報が簡単に手に入ります。新郎新婦様が、式場スタッフより新しい情報をたくさんもって来館してくるケースも少なくありません。日頃触れているSNSからも、得られる学びがありますね!

セールスの目線では、契約数獲得のための営業力の強化、また今後も増えるであろう海外のお客様に対応できる言語を身につけることも効果的だと考えられるでしょう!自分自身が、高級な商品の営業を受けてみたり、質の高いホスピタリティ経験をしてみると、見える景色が変わるかもしれません。

結婚式といっても、ホテル・専門式場・ゲストハウス・レストランなど多種多様なので、働く環境によって求められるスキルが変わります。ご自身の今の環境や行きたい環境に対して必要なアプローチができるとよいでしょう!

現在の先が見通しづらいVUCAの時代において、求められる人材は変化しています。

以前であれば、ミスなく早く言われた通りのことができる人材が評価されていましたが、現代は自ら考え行動し、成長をしながら企業に貢献できる人材が求められます。失敗に対して後ろ向きになったり、言われたことだけをやるようでは不十分なのです。

そのため上司やメンターの方々は、≪気づかせる育成≫を心掛けて、新入社員へのフィードバックでも「なぜそうしたのか?」意図や考えを聞いて、本人が改善点に気づき、納得したうえで主体的に修正をする環境を作りましょう。

中期的に見た際、新入社員の方々がスピード感をもって高い角度で成長するためには、最初の研修がポイントです。研修の目的やゴールを会社全体で共有したり、現場やマネージャー層へ事前ヒアリングで≪何を・どこまで・誰が≫研修するのかなどクリアにしておけるといいですね!

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