経営目標を達成するための人員配置

最終更新日: 2023年03月10日

気候が温かくなってきて、春の訪れを感じますね!
春といえば出会いと別れの季節と言われますが、新卒メンバーを迎えたり新しい部署への異動をする様子が見受けられます!

さて、今回は”人員配置”の目的やおこなう際の注意点をお話していきたいと思います。

人員配置とは、社内にいる人材を活用することで、生産性の向上や経営目標の達成に貢献する取り組みです。

どんな人材がどの部署に何人必要なのか考え抜いて配置する必要があります。これは、企業規模や業種によってさまざまです。
終身雇用が解体しつつある社会で、働き方や考え方に変化が起き、ジョブ型雇用や人的資本経営の考えがたことで人員配置は注目されています!

ブライダル業界や皆さんの周りでは、どうでしょうか?

人員配置の目的は、大きく3つ挙げられます。

・経営目標達成のため
・企業全体の業務効率や職務推進力を向上させるため
・従業員のモチベーションアップや活躍促進のため

では、人員配置をおこなう上で、気を付けなければいけないことはなんでしょうか?

1つ目は、従業員ひとりひとりのスキルや経歴・性格・特性・希望を考慮しながら、最も活躍できる可能性が高いところに配置するだけでなく、同時進行で就職・転職者の採用段階から適材適所に配置する必要があることです。適材適所に配置できない場合、優秀人材の離職に繋がりかねません。

2つ目は、先を読んだ配置を考え、今すぐに叶えられずとも、能力開発をしていくことです。そうすることで、従業員の希望の業務や新しい業務へのモチベーションを高め、自分の価値が発揮される可能性を感じられるでしょう!

メリットとして、人員の過不足がなくなるため適正な人件費になったり、硬直化やマンネリ化を防止して風通しのよい企業になることが考えられます。俯瞰して企業全体を見たり、戦略・プロジェクトと柔軟に連動させることで無駄や無理のない人事が叶えられるのではないでしょうか。

一方でデメリットとして、上記でも述べたように適材適所ができない場合に離職を招いたり、一時的に生産性が落ちてしまうことも予想できます。

それぞれの企業や従業員ひとりひとりのキャリア展望を把握したうえで、人員配置をできることが望ましいですね。

個人でキャリアの棚卸しや自己分析を進めるとき、「どのような観点で振り返ればいいのか」「もっと効率的・効果的に進めたい」等、困ったことがありましたらいつでもお気軽にお問い合わせくださいませ。

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