元ウエディングプランナーが伝える、ドレス持ち込みのよしあし!?

最終更新日: 2018年05月28日 14時00分

こんにちは!wetuku事務局の東(元ウエディングプランナー)です!

結婚式の日取りと式場が決まり、最初に取り掛かる準備で多いのが・・・衣裳選びです!!
ウエディングプランナーとの打合せが始まる前に、まずは衣裳を見に行きましょう!とアナウンスしている式場も多いんです♪
と言うのも、ドレスショップは多くの結婚式場と提携していて、式場は違っても同じ日にちで結婚式を挙げる花嫁さんがたくさんウエディングドレス選びに訪れます。
ウエディングドレスの在庫にも限りがあるので、お気に入りのウエディングドレスに巡り合っても同じ日に挙げる方が既に予約していて借りられなかった・・・なんてことも起こりえます。
だから、衣裳は早めに見に行きましょうね♪とお伝えしています!

早めに衣裳選びを始めても、どうもピンとくるウエディングドレスに巡り合えず、複数のドレスショップを巡るドレス迷子さんが多いのも事実。
式場提携のドレスショップで選ぶ方もいれば、ご自身で見つけたドレスショップで選んで持ち込みする方もいます!

そこで、今回の編集部だよりでは、
元ウエディングプランナーの私から見た、ウエディングドレス持ち込みのよしあし
をお伝えしたいと思います!!

ウエディングドレスは持ち込みより式場提携店から選ぶ方がいい?

まずウエディングプランナーとしては、自身の属する式場より紹介しているドレスショップで選ぶことをオススメします。
それはやはり、信頼があるからです。
ウエディングプランナーは、式場提携のドレスショップには見学に行ったり研修を受けたりして、知識をつけています。
そのショップのいいところを知っているから、自信を持ってオススメできるという点が一番です!

何より提携ショップだと嬉しいのが、もしウエディングドレスに万が一のトラブルがあった場合、対応がスピーディーなことです。
特に式場の敷地内にドレスショップがあるところだと、当日何かあったとしてもすぐにドレススタイリストが飛んできてくれるので安心!

敷地内にドレスショップがなくても、式の前日に式場までウエディングドレスを届けてくれて、必ずプランナーや美容スタッフがチェックしています。
その点はどんなドレスショップでレンタルしても変わりませんが、提携のドレスショップだと比較的に式場の近くにショップがあるので、事前チェックで何かトラブルが見つかっても、すぐに解決することがほとんど!

例えば、どうしても着たいウエディングドレスに巡り合ったけど、ドレスショップが式場からは距離のある場所だったとします・・・
結婚式に向けての運搬中に、何かしらの避けがたいトラブルでウエディングドレスに少し汚れがついてしまったとしましょう・・・

プランナーもドレススタイリストも、結婚式当日は花嫁さんに一番輝いてほしいと思う気持ちは同じ。
だから全力を尽くします。
でも、どうしても場所が離れていると、新しいウエディングドレスとの交換が挙式のギリギリになる、場合によっては間に合わない可能性も出てきてしまいます・・・

そんなトラブルの可能性を最小限に留めるため、できる限り提携ショップでのレンタルをオススメしています。

また、提携ショップのレンタルですと、ウエディングドレスのレンタル手続きさえしておけばあとはショップと式場で搬入等のやりとりは行ってくれます。
持ち込みだと場合によっては搬入手配等もご自身で行わなければならないケースもあり、式前のいそがしい花嫁さんの仕事が更に増えてしまう可能性も。
式前の花嫁さんには、なるべくゆとりを持って過ごしていただきたいので、少しでも負担が減るよう衣裳のことはこちらに任せていただけたらと思っています。

衣裳は持ち込みしない方がいいの?

これまで提携ショップの利点について述べてきましたが、決して持ち込みをするなというわけではありません!
プランナーは第一に、花嫁さんには本当に気に入ったウエディングドレスを着てほしいと思っています!
だから気に入ったウエディングドレスが提携ショップのものでなくても、衣裳を持ち込むことをしっかり担当プランナーに伝えていれば大丈夫ですよ。

※ただし、式場によっては衣裳の持ち込み自体が不可のところもあるので、その点は他のショップを見に行く前に確認しておきましょう・・・!

あなたの運命の一着が提携ショップ以外のウエディングドレスで、結果衣裳を持ち込むことになった場合は当日までトラブルなく進めるため、以下の内容を確認しておくと良いです!

衣裳を持ち込む際の注意点

1.選んだドレスショップが過去に式場に持ち込みしたことがあったかどうかを確認する!

過去に一度でもその式場に持ち込んだ実績があれば、双方対応の仕方がわかっているケースがあります。
万が一のトラブルがあっても実績があれば安心感が高まるので、確認してみてくださいね!

2.衣裳はいつまでに式場に届ければいいか事前に相談しておく!

プランナーとしては、持ち込みのウエディングドレスの場合は前々日~前日の午前中には式場にドレスが届いていてほしいと思っています。
万が一何か不備があった場合も対応する時間が十分にあるからです。

ですが、式場によって、またはドレスショップによって、届けることのできる時間が上記以外になってしまうこともあります。
届ける日時はご自身だけで判断せず、必ず双方に確認を取ってから決めてくださいね!

3.ウエディングドレス選びの際、式場がどんなところか伝えた上で選ぶ!

実際に私が働いていた式場ではこんなことに注意していました。

私がいた式場はガーデン挙式が人気だったのですが、ロングベールだと地面に引っ掛かり、挙式の入退場時に破れてしまう可能性があります。
結婚式で衣裳の一部が破れてしまっては、いい気分にはなりませんよね・・・
まして修繕費等が別途かかってしまっては大変です。
ですので、上記の注意点をお伝えした上でウエディングドレスや小物を選んでいただいていました。

このように式場の作りによってはなるべく避けた方が好ましいウエディングドレスのライン等もあります。
提携のドレスショップであればそのあたりを理解した上で紹介していますが、式場がどんな作りか詳しくわからないドレスショップだとそうもいかない可能性があるので、担当のプランナーやドレススタイリストに相談とお伝えをしてくださいね。
そうすれば、花嫁さんの希望を叶えつつ、式場の雰囲気にも合うドレスを紹介してくれますよ!!

何よりご自身が気に入ったものを選ぶことが一番!

プランナーサイドから見た、衣裳を選ぶポイントについてお伝えさせていただきました!

でも衣裳選びで大切なのは、ご自身が心から気に入ったウエディングドレスを選ぶことです。
そのウエディングドレスは、あなたの人生で最高の一日を彩り、一緒に過ごす大切なアイテムになりますから!
時間をかけてもいいので、納得の一着を選んでくださいね。

お気に入りのウエディングドレスを身にまとい、幸せな笑顔を見せてくれることが、プランナーにとっては一番嬉しいことです☆

これから結婚式を予定している花嫁さんたちが、運命の一着に巡り合えますように・・・♪

By編集部 衣裳はお気に入りの1着を

会場と提携しているドレスショップには安心感はありますが、1番大切なのは最もお気に入りを着たいという気持ち。ウエディングプランナーに注意点を聞きながら、こだわりの1着を見つけて。

記事を書いてるひと/ 東 彩

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2017年夏までウエディングプランナーとして結婚式のお手伝いをしていました!2017年秋より、wetuku事務局にてwetuku開発に携わっています!大好きな結婚式をもっともっと増やしていくため、日々全力で奮闘中です!