社長のつぶやきvol3 〜ウエディングプランナーで選ぶ時代(2)〜

〜いつのタイミングでカップルはウエディングプランナーの重要性に気付き始めるのでしょうか?~

前回のつぶやきはこちら

カップルがどのように結婚式をすることを決め、実際の結婚式当日を迎えるのかプロセスを簡単に整理していきたいと思います。

結婚しよう!と決まったタイミングから、

1.ゼクシィなどの結婚情報誌を購入し式場選びを始めます
2.会場のブライダルフェアの情報などを収集します
3.多くある式場の中から3〜4施設に絞り込みます
4.会場に見学予約を入れます
5.会場へ見学に行き見積などをもらい1施設に決定(もしくは仮予約を)します
6.今一度ネットで検索をして口コミなどを検索します
7.結婚式3〜4ヶ月前から打ち合わせが始まります
8.結婚式当日
9.結婚式後

ウエディングプランナーとの接点は4の見学予約後から徐々に始まります。

ネットなどで見学予約を行なった後、多くの会場から来館前にお電話があると思います。お名前、予約内容、アクセス方法など確認されると思います。このお電話での印象も少なからず心に残るものだと思います。

そして、続いて会場見学に訪問した際にはウエディングプランナーがカップルの要望をカウンセリングし、会場の案内をしてくれます。
ゼクシィトレンド調査首都圏2016年のデータでは、披露宴会場、パーティ会場を訪問した時と決定した時の重視点の比較に面白い情報がありました。21項目中3項目以外が訪問時と比べ決定時の優先ポイントが下がっていました。

マイナスの差異が大きかった項目を紹介しておきますね。

1.披露宴、披露宴パーティー会場の雰囲気が良いこと【11.5ポイントdown】
2.交通の便が良いこと【9.7ポイントdown】
3.ロビーや外観の雰囲気が良いこと【5.2ポイントdown】

一方、ポイントが上がった下記の3項目になります。

1.婚礼担当の接客が良いこと【2.4ポイントUP】
2.希望する日取りで行えること【1.7ポイントUP】
3.付帯設備が充実していた【0.9ポイントUP】

このように、会場選びのはじめの段階では会場やチャペルなどのハードの情報が多く、一方ウエディングプランナーの情報は少なく、カップルがその重要性に気が付くのがどうしても遅くなってしまっているのが実情です。
予約段階の事前のお電話、そして会場見学から徐々にウエディングプランナーの大切さに気が付き始めてきていることがわかると思います。

さて、次回のつぶやきでは、打ち合わせが始まってからのカップルとプランナーの関係性について書きたいと思います。

つぶやきの続きはこちら

記事を書いてるひと/ 高津 守

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wetukuを運営する株式会社TIPLOG代表取締役CEO
ブライダル業界を盛り上げたい!という熱い想いを持った晴れ男。ちまたの噂じゃ、社長がいるところは晴れる!なーんていう、てるてる坊主効果があるとかないとか。