ウエディングプランナーになったきっかけ
私は大学時代、理系の大学で太陽光電池の勉強をしていました。いざ就職活動となった時に、本当にやりたいことは何だろうと考えたのですが、太陽光電池などの理系の仕事に興味が持てず、例えその道に進んだとしてもきっと続けていけないだろうな・・・と思ったんです。
そんな私に結婚式の道へ進む一番のきっかけをくれたのは母です。母は現役で司会者をしており、毎週仕事から帰ってくるたびに「今日の結婚式はこんなに感動的なことがあったんだよ!」「こんなに面白いことがあったんだよ!」といつもとても嬉しそうに、幸せそうに話してくれていたため、その環境で育った私は、幼い頃から結婚式の仕事の素晴らしさを知っていきました。
そしてもう一つ家庭環境で大きな影響を受けたのが、家族の誕生日に必ず行うサプライズでした。誕生日は一年で一番大切な日。その誕生日のために家族全員が準備をしてサプライズをしてお祝いするのが絶対!そんな家庭で育ち、準備をしているときのワクワク感や楽しさ、相手の驚き、喜ぶ顔を見ることの幸せさを知り、一生に一度の結婚式を新郎新婦や参列されるゲストの皆様のために準備を進め、最高の幸せをお二人と共に創り上げていきたいと感じ、ウエディングプランナーになりました。
母の会社は司会派遣会社で、結婚式のプロデュースは元々行っていなかったのですが、私が前の会社を退社する際にプロデュースの部署を立ち上げ、今年の4月からwith youに入社しました。
新郎新婦さまによってこだわるポイントは異なります。会場に属している時は、いらっしゃったお客様は会場が提携しているお花屋さんや、衣装店などに発注を行います。でも正直なところ、それほど衣装にこだわっていないお客様がいても会社が提携しているからといって費用が高めの衣装店さんにご紹介しなくてはいけないというのはお二人の本当のニーズには合っていないよなと感じていました。
そのため、自分がフリーのウエディングプランナーになり、本当にお二人に合ったご提案がしたいと思い、現在では、お二人のニーズにあった、本当の想いを引き出し、それを形にしてご提案をした際にさらなる信頼関係が生まれることを感じています。お二人らしさをしっかり出していきながらプランニングができるという充実感をとても感じています。