実は最初はウェディングの仕事を希望していませんでした。
小学校の頃にテレビで見た、ホテルのドキュメンタリー番組でホテルマンのカッコ良さに惹かれて「将来はホテルで働きたい！」と思いましたね。なので、語学を勉強する為の大学を選び、希望通りにホテルを就職先に選びました。
そこでの希望の配属先はコンシェルジュ（名作映画プリティ・ウーマンに出演していたイメージが強いです）でしたが、最初の配属先は宴会予約部と言う部署で 婚礼を初め、一般企業の式典や周年パーティ、ご法要など 様々な宴会の予約や打ち合わせをするのが主な仕事で、まったく興味がなかったので、配属が決定してすぐに辞めようかと悩んだ程でした。
しかし、まず1年は頑張ってみようと決意しました。そして1ヶ月後には宴会担当、半年後には婚礼担当を任せてもらえた事がその先の大きな転機になりました。「結婚式ってめちゃくちゃ良い仕事だな」と強く感じてからは、いつの間にか仕事に夢中になっていました。当時の勤め先のホテルは披露宴当日会場に入らなくて良かったのですが、担当のお客様のことが気になって、こっそり業務の合間に会場に覗きに行くことで、よく上司に「そんなことはしなくていい」と注意されました。(笑)
当時はまだウェディングプランナーなんて肩書はなかったのですが、それからずっとこの仕事を続けているので、きっと運命的な出会いだったのだなと思います。