マリーブルーローズ
繁野 将之さん (3/5)
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繁野 将之さん (3/5)

様々な話の中からカップルが本当にやりたい結婚式をイメージして提案

プランニングするうえでのこだわり

とにかく独りよがりにならないこと。ウエディングプランナーは、自分のやりたいことをお客様に提案しがちになるんですが、とにかくお二人からヒアリングをすることが大事ですね。

ですが、「どんな結婚式にしたいですか?」と聞いてもはっきりと言える方は少ないので、お二人の出会いから趣味、休日の過ごし方などの雑談の中からワードを拾っていってお二人がどんな結婚式にしたいのかというのを聞き出しイメージを形にしてあげる作業を一番大事にしてます。それによって式場での挙式を考えていた方たちが式場ではなく、屋外で結婚式を挙げるケースもあったりもします。

私のところに来る方たちは式場を探している中で、ちょっと他にも話を聞いてみようかという方たちが多いですね。自分は前撮りからその方たちの結婚式に携わらせていただくことが多いです。前撮りの時にいろいろお話を聞いていく中で私にお願いしていただくというケースが全体の8割です。

式場で仕事をしていると、どうしても新郎新婦さまとの関係って結婚式が終わると関係性が終わっちゃうんですよね。結婚式は高いお金を払ってやるものという考えの方が多く、結婚式後の記念日のプランなどもいろいろ提案してみたのですが、1割くらいの方しか残らない。自分はそれがとっても寂しくて。

今の会社を立ち上げたのも「結婚式がお二人とのお付き合いの始まり」というのが一番の趣旨だったからなんです。そうすると今度はライフプランナーのような立ち位置になってきます。結婚式当日まではウエディングプランナー、その後はライフプランナーのような立ち位置でお二人とお付き合いしていきたい。些細なことでも頼ってきていただけるのは信頼されているんだなとすごく感じるのでとても嬉しいですね。結婚式後もご相談していただけると自分で会社を立ち上げてよかったなって思います。

会社を立ち上げた時もそうですが私は常に人に助けられています。コンセプトである「プロフェッショナルチーム、2人だけのウエディングチームを」というのはお二人からヒアリングし、私が指揮者となってお二人のためにチームを作ってやりましょうという考えからです。式場で働いている時から常に人に助けられてきたので人脈を作って作ろうとしたことはありませんが、気がついたらいろんな方が周りにいてくださいますね。それが今に繋がっています。

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