【印象に残るプランニング ep.1】
父からの紹介でいらっしゃったお客様だったんですが、その方は工務店の次期社長で二代目で、父がアパート経営をする際にアパートを建ててくださった担当者さんでした。
自分たちの想いはもちろん、人との繋がりやご縁を大切し、地元の活動にも参加されていてとてもお顔が広い方でした。
200名のゲストを招いたウエディングをされたいというご希望だったのですが、新郎さんがその当時、舞鶴市の重要文化財の赤レンガの倉庫を多目的ホールの改装に携われていて、そこのホールで結婚式をされたいとおっしゃいました。
ホールの完成は結婚式の1ヵ月前。婚礼の前例はもちろんありません。200人の会場準備を夫と二人で完全徹夜でやりました。
また新郎新婦の思いも強く、自宅からお嫁に出る出立ち・新郎は家族へお点前・遠方ゲストはお二人の地元を味わうバスツアーなど、お二人の大切なものを詰め込んだ結婚式でした。
この経験が「結婚式はどこでだってできる!」と概念を変えてくれましたし、何もない所から、結婚式を作り上げたことが自信につながりました。
ご夫妻の影響力もあり、その時の結婚式は口コミで広がり、本当にたくさんのお客さんやカメラマンさんともご縁ができました。また、その時お二人が仕事で携わってらっしゃったチームの方々とも一緒に仕事するようにもなり、今に大きく繋がっています。