【印象に残るプランニング】
ご家族がそれぞれを思いやり、家族愛に溢れた結婚式がありました。
新婦様は3人兄弟の唯一の女の子でご家族からとても可愛がられており、ひとり暮らしをしていてもお母様とは毎日電話をするほど仲が良いと、お打合せの時に嬉しそうにお話をされているのがとても印象的でした。
ある日、お母様から新婦様へサプライズで手紙を書きたいので進行に取り入れてほしいと相談が。それはぜひとお受けしましたが、問題はタイミング。新婦様はとても感情豊かな方でしたので、もし先にお母様からのお手紙を聞いたらきっと泣いてしまい、新婦様からご両親へ感謝の気持ちをこめたお手紙が読めなくなるなと思いました。
そこで当日、新婦様からご両親へのお手紙をお読みいただいた後で、お母様からのお手紙をサプライズでお読みいただくことに。海外赴任をされていて式に列席できなかったお兄様からも当日お手紙が届き、予想通り新婦様は驚き泣いていましたが、それを新郎様が支えていらして。ご家族皆様がそれぞれを思いやられているお姿に、とても感動しました。
また、新婦様はフルーツが大好きということで、コーディネートや演出にフルーツをたくさんとりいれさせていただいたのも印象的でした。会場装花にレモンやオレンジなど柑橘系のフルーツを添えたり、各卓写真では果実酒づくり、ケーキもフルーツを輪切りにカットして外側に飾り付ける断面ケーキにし、おしゃれなデザインを取り入れました。おふたりとは、お話をしていく中でこだわりを見出してコンセプトをつくりあげていったことで、喜んで頂けたのがとても嬉しかったです。