おふたりの気持ちに「共感」ではなく「共鳴」したい
心の振動をそのまま、おふたりの大切な人に伝える結婚式を創ります

VOUS BRIDAL(フリーランス) 鶴野 蒔咲子さん

音楽の世界から飛び込んだ、ブライダル業界
人のために尽くすことで輝けるウエディングプランナーに魅せられて

【プランナーになったきっかけ】
音楽高校・芸術大学を卒業後、舞台や音楽業界で活動していましたが、25歳の時、結婚式の聖歌隊をした時に、新郎新婦のために献身的に動くウエディングプランナーに興味を持ち、勢いと熱量だけで婚礼業界に飛び込みました。
 
ゲストハウス、専門式場、ウエディングプロデュース会社でプランナーのノウハウを習得し、その後海外のプランナーアシスタントの経験を経て 2013年 フリーウェディングプランナーへと転向しました。
 
現在はフリースタイルウェディングのプロデュース「VOUS BRIDAL」を設立し、首都圏を中心に、関西、九州、海外など様々な土地や場所でのプロデュースを手掛けています。

自分自身の結婚式をプロデュースしたことで気が付いた
「新郎新婦に寄り添う」という言葉の本当の意味と大切さ

【印象に残るプランニング】
都内のスタジオを木々の緑でアレンジし、本物の森の中で挙げているような結婚式や、ふたりの思い出の街「横濱」をモチーフにした結婚式など、たくさんのプロデュースをさせていただいていますが、どの結婚式も印象に残っていて、ひとつ選ぶということはどうしてもできません。
 
強いて言うなら、昨年セルフプロデュースで行った私自身の結婚式です。
石垣島で「楽園」をテーマに、大切な家族、友人に協力してもらい大好きな歌やダンスを堪能する楽しい時間となったのですが、強く心に残っているのは「花嫁さんってこんな気持ちなんだ」という気付きでした。
 
プランナーを9年やっていて、初めて自分が花嫁と同じ立ち位置になり、改めてリアルな花嫁の喜びや不安を感じました。
 
「花嫁ってこういう時に泣きたいんだ」とか。自分がみんなのことを想って一生懸命考えたことを両親に反対されたり、うまくいかないこともひとつずつ壁を乗り越えなくてはいけない。セルフプロデュースだったので全て自分で考えないといけない中、毎日「花嫁の気持ち」を感じて、改めてプランナーの大切さということを感じました。
 
自分の結婚式を行うまでは、新郎新婦のためにプロとしてどう牽引していこうかとかサポートしていこうかとか、ありとあらゆるスキルに長けていないといけないと思っていたんですけれども、結婚式の後から、それも大事だけど、いかに気持ちに寄り添えるか、ということが大事だという想いが芽生えました。
 
いい時ばかりではないので、何があってもおふたりの味方でいたい、おふたりが夫婦である限り向き合いたいと、改めて気付かされた経験でした。

「4つのCのディレクション」で創り上げる
想いを大切な人に届ける「場」と「時間」としての結婚式

【VOUS BRIDALのおすすめ】
イベントスタジオ、レストラン、ホテル、邸宅、アウトドア、レジャー施設、観光施設、海外など結婚式場以外のさまざまな場所で、内装から企画、全てオリジナルで手掛けています。
 
結婚式を、全ての新郎新婦が自分達らしさを自由に表現する場所、大切な人に感謝を伝える時間にしてほしいので、「4つのCのディレクション」という結婚式の創り方をしています。
 
まずは①コンセプト創り。「誰のためになぜ結婚式を挙げるのか」などモチベーションやインスピレーション、ゲスト人数やご予算なども頭の中を整理しながらコンセプトを創っていきます。
 
それをもとに会場選びをし、②コーディネートを創り上げます。
コンセプトにおとしこんだ想いをしっかり伝える、場所、アイテム、演出をバランス良く揃えていきます。
 
会場やドレスを決めたら、イメージとご予算に合ったスタッフを③キャスティング。
イメージ通りにするために、提携業者だけでなく、お仕事をしたことのないお店に依頼することもあります。
例えば、ご自宅で結婚式を挙げたいというおふたりから、地域を潤わせたいという想いをいただき、地元のお花屋さんに会場装花をお願いしました。
 
最後は④クリエイティブデレクション。モノとヒトが集まっただけでは結婚式は創れません。指揮をとり、どう創りこむかが重要なので、コンセプトに基づく想いをイメージに合わせて創りこんでいきます。
 
4つに整理してしまうと簡単そうに見えますが、実はすごく難しい。おふたりの頭の中を整理しながら、当日までをサポートします。
 
お住まいが遠方の場合は、スカイプでお打合せをしたりもします。
なかなかお会いできない時には、お打合せ以外にも花嫁さんのちょっとした不安を解消できるように、LINEを使って密な関係を取りやすくしています。
資料もスブレットシートで即共有できますし、使えるものは何でも使ってコミュニケーションをとるようにして、安心して準備を進めていただけるように心がけています。

結婚という人生の節目に、大切な人に感謝や幸せの想いを伝える
そのために、まるでふたりの分身になったように同じ想いでお手伝いします

【カップルの皆様へ】
結婚するということは、大人になることだと思うんです。だから結婚式を挙げるというこの機会に、大切な人に何を伝えたいのか、をじっくり考えていただいて、「なぜ結婚式を挙げるのか」を見出していただくようにしています。
 
私は感情的なタイプの人間なので、おふたりのためには何でもやってしまいたくなってしまうのですが、おふたりの気持ちを大切な方々にきちんと届けるために、ダメなときはダメとはっきりお伝えするようにしています。
 
「やりたいだけじゃダメなんですか?」と聞かれることもありますが、流行の「キレイ」「カワイイ」パーティを創るだけでは、ダメじゃないけど誰の共感も得られないよとお伝えします。
そのようにお手伝いをさせていただくために私がプランナーとして大切にしていることは、「共感」ではなく「共鳴」すること。
 
新郎新婦と私は長年付き合いのある友人ではないので、人生の転機を話してくれたとしても共感はできてもその時その場にいたように同じ気持ちになることは難しい。
だから、おふたりが一番大事にしている部分をもういいと言われる位お聞きして、おふたりと同じ心の振動を感じるようにしています。
 
そこで感じた振動を、おふたりの大切なゲストの方々へそのままお届けしたい。それが私の役目だと思っています。
 
想いをちゃんと伝えられるよう、結婚式までの悩みや不安を一緒に解消しながらサポートしますので、何でも相談してください。

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プロフィール   Profile

鶴野 蒔咲子さん

舞台や音楽の仕事から婚礼業界に転職。ゲストハウスに3年、プロデュース会社に3年在籍した後、海外のウエディングプランナーアシスタント経験を経てフリープランナーに。プランナー歴は9年目。
 
2017年、WPA(ワールドワイドパーティプランナー協会)認定のJrマスター資格を取得。流行りの結婚式を創るのではなく、大切なゲストにおふたりの想いをお届けする「場」と「時間」を創ることを心掛け、サポートすることがこだわり。
 
休日は、最近始めた日舞やヨガで体を動かすことや、お酒に合う料理を作ってご主人と一緒にお酒を楽しんだりすることが好きだそう。
愛読書は、東野圭吾さん、伊坂幸太郎さんの作品。小野寺秀一さんの「ゲストが感激するオリジナルウエディングの成功術」はプランナーになって初めて買った本で、影響を受けたそう。
好きな音楽は、ミュージカル曲やクラシックオペラ。
 
お気に入りのアイテムは、ご主人からもらった、ジュエリーデザイナー湯澤美香さんに作ってもらったオーダーメイドのリング。マリッジリングには、誓いの言葉をそれぞれ内緒でリングに彫ったそうで、結婚式当日指輪交換の時に初めて見たら、偶然にもふたりとも「Always with you.」という同じメッセージだったというストーリーを持つ、大切な指輪なんだそう。