法律改正により2021年4月から中途採用比率の公表が義務化に!

最終更新日: 2021年04月02日

最近、ニュースを見ていると、「人生100年時代」という言葉をよく目にするようになりました。新型コロナウィルスの影響も大きく受け、働き方が多様化しシステム開発も急速に進む中で、自身のキャリアを再考した転職ニーズも高まりつつあると感じております。

今回、中途採用での入社を希望する求職者と企業のマッチングをより促進させ、労働者のキャリア形成による職業生活の安定・充実や再チャレンジができる各環境整備を進めることを狙いとし、2021年4月より「労働施策総合推進法」が改正され、「常時雇用する労働者数が301人以上の企業において、直近の3事業年度の各年度について、採用した正規雇用労働者の中途採用比率を公表すること」が義務付けられました。

本改正により、中小企業は、既に活発に中途採用を進めている為、対象からは外れておりますが、大企業中心に長期的な安定雇用機会を中途採用者にも提供している状況が明らかになるかと思います。

キャリア形成の為に転職を希望する方々の就職活動へ活かすことと同時に、大企業の”新卒一括採用”という根強い慣行見直しを促す狙いもあるのではないかと捉えております。

中途採用比率を公表する具体的方法は、下記の4点です。
1、概ね1年に1回以上公表
2、直近の3事業年度について公表
3、インターネットの利用その他の方法により公表
4、求職者等が容易に閲覧できるように公表する

今回の情報公開により、転職時に確認しておくべきポイントとして、求職者の方には参考にできるかと思いますので、ぜひ、今後チェックしてみて頂ければと思います。

ブライダル業界の中でも、新卒採用を積極的に進める企業様が多いですが、コロナ禍だからこそ、積極的に中途採用を通した経験者採用を進めている企業様も増えてきた印象です。

積極採用中の企業様より、ブライダル業界経験者優遇の求人情報をお預かりしていますので、ぜひ、今後のキャリアを考えている方は、お気軽にご連絡頂ければと思います。

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