業界外でも活躍出来る！ウェディングプランナーというスキル！

ウェディングプランナー経験者は、ブライダル業界外でも即戦力として活躍

ウェディングプランナーの仕事はとても幅広く、多くのスキルが身に付く職業です。そのスキル一つ一つを理解し、活かす事で、業界外でも活躍するケースがとても増えています。
ですが、ウェディングの業界だけで働いている方ほど「私はウェディングプランナーしかやったことが無いから・・・」と自信を持てないケースもチラホラ。

そこで今回、ウェディングプランナーのスキルを大きく４つに分解し解説。同時に、どんな業界でどのように活躍できるのかを調査してみました。

①無形商材・高額商品の“セールス力“

顧客のニーズを把握する為のヒアリング力、顧客をファン化する為のプレゼンテーション力、企画力を身に着ける。１組平均４００万前後の婚礼を、ご案内即日契約を受注するケースも少なくない。

②花嫁の高いニーズを満たす“クリエイティブ力”

金太郎飴の様な結婚式は求められておらず、お二人の記憶に一生残り続けるおふたりらしさを追求する。潜在的な想いを顕在化させ、唯一無二のカタチに仕上げる過程には、クリエイティブな力が必須となる。

③100名×月10案件を担当する“計画実行力”

婚礼は基本的に1名で担当するケースが多く、日々緊張と隣り合わせ。ステークスホルダーとの調整力が磨かれ、準備＆婚礼当日のトラブルにも臨機応変に対応、決断力も備わり、計画実行力は自然と身に付く。

更には、多くのスタッフが関わる為「交渉力」「調整力」「コミュニケーション力」等も含まれます。

④日本文化×おもてなしを体現“ホスピタリティ力”

日本での婚礼文化は約130年。古来からの風習や作法を踏襲しながらも現代の新郎新婦らしさを体現し、幅広い年齢層のゲストへ新郎新婦の代わりにおもてなしをする事がプランナーの仕事である。

ウェディングプランナー経験者が活躍している主な業界

教育業／人材業／保育業／介護業

広告業／宿泊業／飲食業／情報サービス業

保険業／販売サービス業／不動産業

▶業界外での活躍事例①
「相手の感情を読み解き、潜在的なニーズを引き出す力を活かす」

ウェディングプランナー経験者
株式会社グロービス経営大学院　中西真梨奈さん

ブライダル業界で培った、提案力や発想力、ホスピタリティなどのスキルは、どの業界でも重要な能力ですので、今の職場でも活用しています。特に、短時間の商談や打ち合わせの間に相手の感情を読み解き、潜在的なニーズを引き出すスキルを活かしています。例えば、お客様に対して、サービスを的確に提案する際や他業種の大企業や自治体などのステイクホルダーとの共同プロジェクトにおいてなど、様々なシーンでとても役立っています。またウエディングプランナーに求められる創造的な思考力/発想力もプロモーションなどの企画業務の際にとても重要なので、積極的に活用しています。

▶業界外での活躍事例②
「限られた時間の中でのコミュニケーション力は、特に活かされていると感じます」

ウェディングプランナー経験者
株式会社FPパートナー立川支社　ファイナンシャルプランナー　
岡本有子さん

プランナー時代、無理をして自身の体を壊したり、親も病気をする等、私自身が困難な経験をしました。その経験から「ライフプラン」の重要性に気づき、お客様に伝えたいと思うようになりました。ファイナンシャルプランナーになりたいと思ったのも、結婚式というライフイベントとの親和性も高く「お客様の一生涯に寄り添う仕事」というワードに惹かれた事でした。プランナーの経験と自身の経験から、お客様にはとことん向き合い、信頼関係をじっくり構築しています。

業界外への転職に自信がない人は「転職サービス」でのマッチングが有効！

ご自身の現在の状況に対する「疑問」「不安」等は、ご自身や周りの人にそうだんしても、それぞれの立場での「意見」になるケースが多く、なかなか冷静な判断をすることが難しいでしょう。

個人ではどうしても解決出来ないと判断した場合は、キャリア相談や、転職相談サービスを活用すると良いでしょう。第三者に状況を相談する事で、業界だけにとどまらない一般的な水準からの情報や判断が、貴方を助ける事になるはずです。