【ブライダル業界】”職務経歴書”「伝える」<「伝わる」ためのコツ

最終更新日: 2022年07月04日

“より良い(伝える<伝わる)職務経歴書”作成のコツを紹介します。
参考にしていただき、職務経歴書の作成を加速させてみてくださいね♪

転職活動を開始するにあたり、スタート段階で必要なことは…

1、 情報収集元を自分で創る
転職情報サイト、スカウトを受けるサイト、職業紹介を行ってくれるエージェント等々
自分に合った情報収集元を早い段階で見つけておくことが大切ですね!

2、 自分を「伝える」ではなく「伝わる」ための職務経歴書を創る
転職活動の場合、応募後、概ね職務経歴書による書類選考があります。
そして、書類選考を通過してはじめて、面接の機会をいただける流れになることが多いかと思います。つまり、自分の過去の経験を整理して、自分目線の伝える職務経歴書ではなく、書類選考をする側の目線を踏まえた「伝わる」職務経歴書を準備しておく必要があります。職務経歴書の作成は、手間や時間をかける価値があると言えますので、頑張るところですね!

転職活動のスタート時点、2つのポイントをおさえておきましょう!

ここからは、
特に大切になってくる職務経歴書作成のコツを紹介していきます^^

~コツ~1点目 【具体性】

P・D・C・Aで、掘り下げた具体性ある記載になっているのかどうか。

自分の知っている言葉で、普段使っている慣れた言葉で、取り組みを羅列するだけでは、記載する情報量が増えたとしても、相手に伝わりきる職務経歴書とはいいきれません。

”あなた”を知ってもらうためには、
相手にイメージをもってもらえる、想像してもらえるようにする必要があります。そのための最適な方法は、P・D・C・Aで具体性ある記載をしておくことと言えます。職務経歴書では、取り組みに加え、実績を記載するかと思います。実績箇所は、最低限おさえておきたいところです。

せっかくの実績。相手にしっかり伝わる状態にしておきたいですよね!

・目標は?なんでその目標にしたの?
・目標を達成するために何をしたの?どんな工夫をしたの?
・取り組んでとうだった?達成したの?未達成だったの?
・そこから何を得たの?今後どうしようと思ったの?

このように取り組みをP・D・C・Aで整理してあげると、届ける情報の精度が向上します!
そして、相手に”あなた”と同じイメージを持ってもらえる状態に近づきますね^^

恐らく…
・成約率向上の取り組みをしました
・業務のマニュアルをつくりました
・新人育成をしました
・顧客満足度が高くなるようにしました
・キャプテンも兼務しました
等々、このように”DO”だけの記載が想定されますが、これでは”したこと”は記載されますが、取り組みを通して、“あなた”なりの、“あなた”らしさが伝わりきらないかもしれません。他の求職者も同じように”DO”だけの記載も見かけますが、”違い”が見えてこないことも相手目線と言えますね!

~コツ~2点目 【相手目線】

経験が”相手目線”で必要な情報が記載されているかどうか。

前提ですが、「相手は、”あなた”のことは知りません」ということです。
日常の仲間や上司、後輩は、知ってくれているので対話が円滑なことが多いことかと思います、しかし、転職活動の第一歩は、「知らない相手に自分を伝えていく、伝わるように」が大切なポイントになってきます。

相手は、”あなた”を知りません、知るために書類選考や面接といった選考プロセスを経ています。相手は、「どんな人で」「どのような力が見込めて」「どのようなパフォーマンスを発揮してくれそうか」を見たい、知りたい、感じたい、そして聞きたい、と言えます。

ゆえに、相手目線で必要であろう情報を出していくこと、がコツです。

そこで…最適な方法は、
数字で表現できる「定量情報」を明確に記載することを推奨します。
新卒の就職活動では、定性情報が注目されます、どんな想いを持っているのか、どんなお人柄なのか、です。理由は、社会人としてお仕事の経験が未経験であり、お仕事の実績が見えないからです。転職活動では、想いに加えて、お仕事の経験やスキルから採否が判断されていきますので、判断してもらいやすいよう必要な情報を添えていく必要があると言うことですね♪

・成約率
・担当組数
・取り扱い単価
・単価アップ金額
・月間/年間の担当組数
・マネジメント人数(部下)
・営業数字の予算策定や管理
等々、これは全て定量で記載することができる項目です。

また、ビフォー(事前)&アフター(事後)で記載すると更に、自分の「力」が伝わるようになりますね。ウエディングプランナーの募集であれば、担当はどれくらい持てるのかな?どれくらい新規で貢献してもらえそうな可能性があるかな?マネージャーはどれくらいの規模(人数)まで任せることができるかな?相手の目線を踏まえ、応えていく「定量情報」を入れて記載しましょう。

~コツ~3点目 【魅せ方】

伝わるよう、情報が整理された記載になっているかどうか。

これは、面接という対面でも、職務経歴書という紙面やデータでも、魅せることが必要ということとも言えます。プレゼンテーションのテクニックになりますが、プレゼンテーションは対面だけではなく、紙面やデータでも有効活用できます。転職活動の第一歩は、書類選考となることが多いため、2つのテクニックを職務経歴書作成に役立ててみてくださいね♪

>PREP法
 -Point(結論)
 -Reason(理由)
 -Example(事例)
 -Point(結論)

職務経歴書内では、活かせる経験や自己PRを記載します。
このフレームで情報を整理して記載すると伝わりやすさが増します。

>WholePart法
 -Whole(全体像)
 -Part(各論)

伝えたい話が複数ある時は、伝わるよう全体像から伝えて各論を羅列すると良いです。顧客満足度向上を目的とした全社の取り組みを6点行いました。
1点目~~~。2点目~~~。3点目~~~。と続いていくイメージですね。

ここまでが、職務経歴書作成のコツでした♪
冒頭記載しましたが、職務経歴書の作成は、手間と時間をかける価値のあるコトだと思います。書類選考からスタートする選考活動で”あなた”が伝わるかどうか、影響しますので、第一歩頑張って踏み出してみてくださいね!

当社では、履歴書・職務経歴書の添削なども実施しています。
そのそも記載の仕方がわからない、データ?手書き?何を記載したらよいの?はじめから完璧な応募書類を創ることを目指すのではなく、ドラフトを起こして、磨いていく進め方を当社では推奨しています。

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