これまでの経験が示すあなたのキャリアとは？

最終更新日: 2022年05月20日

おだやかで過ごしやすい季節になりましたね。みなさまお変わりありませんでしょうか。

ゴールデンウイークが明けてから、就職・転職活動を考えている方々より、今後のキャリアを相談したいというお声掛けをいただく機会が増えた印象です。

皆さんは、「キャリア」という言葉からどのようなことをイメージしますでしょうか？

一般的に考えられるのは、優秀さを示す「キャリア官僚」や「キャリアウーマン」・「キャリアアップ」等、結果に対して使われているイメージが強いですが、キャリアの語源から考えると継続的なプロセス（個人の生き方や在り方）を示します。

キャリアの語源は、ラテン語の「carrus」と言われており、言葉の意味としては、轍（車輪の跡）です。これまで自身が歩んできた人生の道のり（経験）をふと振り返ると、そこには、自分自身が様々な経験を通して刻み続けてきた轍が残されています。優劣はなく、それぞれオリジナルな証です。

厚生労働省の発表としても、「経歴」、「経験」、「発展」等と表現しているように、キャリア相談を受けていると「何をしたいのかわからないんです…」や「私にはキャリアがないので…」というお声をよく頂くのですが、多くの場合、これまで歩まれてきたご自身の経験に必ずヒントがあります。

いま、モヤモヤした気持ちを抱えている場合、自身と真正面から向き合うチャンスだと思います。焦る気持ちをおさえながら、改めて、ご自身の経験をノートに書き出しながら棚卸ししていただくと、新しい気付きがあるかもしれません。

本人が無意識であっても、今まで長く続けてきたことは、その人にとって優先順位が高かった為であり、その人らしさが表現されています。

個人で棚卸しを進める中で、どのような観点で振り返ればいいのか？やもっと効率的に進めたい等、キャリアに関することでご要望がございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせくださいませ。

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