従業員のやりがいを生むジョブ・クラフティングとは?

最終更新日: 2021年08月20日

今回のコラムでは、近年、注目を集めている「ジョブクラフティング」とは、一体、どういったものなのかご紹介させて頂ければと思います。

ジョブクラフティングとは、私たち従業員が仕事を主体的に捉え、新たな意味・意義見出し、業務範囲を変えたりすることを示します。分かりやすくお伝えすると、自分の仕事を自分自身で意味付けして変えていくことです。

昨今、注目を集めているのは、消費者のニーズの変化が著しく、コツコツとひとつの単純作業だけをすれば良いという時代ではなくなり、業務を進める上でトップダウン形式が少しずつ薄れつつある状況が大きいと言われています。

また、働く側の価値観の多様化も大きな要因として挙げられます。
仕事内容問わず、朝から晩までとにかく働いて稼ぐこともひとつですが、一方で、働くことに対して、金銭報酬よりも非金銭報酬(やりがい等)を重要視する考え方も増えております。就職・転職活動を進める上でも考えるポイントが変わりつつあります。

ジョブクラフティングの考え方としては、3つの観点に変化を出すことを目的としています。

①「仕事内容や取り組み方」
→今のやり方が当たり前と自分では思っていても、 世の中はかなりのスピードで技術が進化しています。「いそがしい」を言い訳にせず、もっと効率的にできることはないか?と問いを立ててみることがスタートです。

②「人間関係」
→直属の上司としか対話機会がない、アドバイスをもらう方がいつも同じ方という日常の場合、他部署や他社の方と意見交換するだけで、仕事を進める上でのアイディアが拡がります。

②「仕事の定義」
→ただ目の前の仕事をこなすだけでなく、仕事を行う上での喜びは何か?何が自分自身の原動力になっているのかを再認知することで、改めてやりがいと積極性が生まれてきます。

たとえば、ウェディングプランナーとして、挙式当日に向けた発注業務や確認作業は、必ずすべきことですが、結婚式を行う意義とは?もっと業務を進める上で効率的な方法はないか?他会場のプランナーはどんな取り組みをしているのか?等、日々の業務を進める中で問いを持てると良いのかもしれません。

なかなか一人で考えるだけでは、思考が広がらない場合もあるかと思います。日々、キャリアに関する相談を承っていますので、当社がお力になれそうでしたら、是非、お気軽にお問い合わせ頂ければと思います。

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