なぜTIPLOGが人材関連の事業を始めたのか?
2019年9月に子会社TIPLOG CAREERを設立しました。ブライダルを中心としたサービス産業向けに総合HRコンサルティングサービスを提供しています。
なぜTIPLOGが人材事業なのか?
TIPLOGはwetukuを通じて結婚式を検討されているカップルとウエディングプランナーを繋ぎたい!式場施設で選ぶ結婚式つくりからプランナーで選ぶ結婚式のモデルにしたい思い事業を立ち上げました。
その背景には、「サービス接客人材の社会的地位の向上」というTIPLOGのビジョンがあるからです。施設の新設、リニューアル、広告、それらに高額な金額を投資するビジネスモデルからヒトに投資するビジネスモデルに変革したかったからです。
多くの会場の方々とお話させて頂き、みなさんから現状の課題をお聞きすると人がいない、人が辞める。誰かいい人いないか?と各所から悲鳴のように聞こえてきました。
退職者が出れば、求人票をだし、採用する。その流れで問題なく採用ができていたがいい人が採用できなくなった。採用が追いつかない・・・
そして、2021年現在においてはコロナの影響で会場はもちろん、ブライダル業界全体が180度景色が変わり大変な状態になっています。今後は人が余っている。人件費を削減しなければ・・・採用をしていれば良かった人事部は採用を止めるアクションしか思いつかないひどい真実もあります。
改めてブライダル業界を俯瞰して見てみました。
ブライダル企業で人事部が組織化されて戦略的に動いているか?
経営の軸であるヒト・モノ・カネのヒトに経営意識を向けれている企業がとこまであるのか?
ブライダル業は上場している企業もありますが、多くは数億円の売上規模の中小企業ばかりです。ましてや、10数年前ブライダル業界に参入して、会場を建てゼクシィに広告を出すとお客様は集まり儲かり、求人を出せば華々しいウエディングプランナーに憧れて人がくる環境だったため、人事の組織は総務・労務部門が兼務したり、人事部があったとしても採用しか行なっていない組織であったりします。
私はブライダルというヒトでバリューが大きく異なる事業には適切なHR戦略が必要だと思っています。中小企業でも人事組織が作れるソリューションを提供しよう。その愚直なアクションが企業内において人事って大切だ。人事は採用だけではないという風土ができ、その先にはブライダル業界の人事はすごいと社会から言われる状態になるといいなと思っています。
そしてその先には「サービス接客人材の社会的地位向上」という弊社のビジョンを達成していけると信じています。