ウエディングパルコ アルジェント
小山 沙穂さん (2/7)
ウエディングパルコ アルジェント
小山 沙穂さん (2/7)

自身の友人である新婦様が新郎様と出会う前から約束していた結婚式のプランニング

当日いきなり“友人スピーチ”に指名のサプライズも

【印象に残るプランニング】

アルバイト時代の先輩で、“お姉ちゃん”のような存在でもある友人の結婚式です。「友人の結婚式をプランニングする」ということは、ウエディングプランナーとしてひとつの夢でもありました。新婦様とは、アルバイト時代からの名残で、お互い「お姉ちゃん」「妹」と呼び合う関係。「お姉ちゃん」はいつでも私を助けてくれるしっかり者。新郎様もいつも優しく温厚な方で、お似合いのふたり。

実は、結婚式に関しては、おふたりからのご要望が特になく、旧知の仲ということもあり、私に「お任せ」という形に。ただ、新郎様から「チャペルで結婚式がしたい」というご要望のみお伺いしました。新婦様は、ブライダルフェアのモデルなどでウエディングドレスは着た経験があり、白無垢姿でのチャペル挙式をご提案しました。白無垢とはいえ、オーガンジーレースを羽織ることでチャペルとの調和を保ち、和の凛とした雰囲気と女性らしい柔和さも取り入れることができる点が新婦様にぴったりと考えご提案しました。

会場コーディネートでは、新婦様が列席経験豊富で人と同じことをしたくないと懸念されていたので、ソファ席にすることでゲストと近いアットホームなコーディネートをご提案。これには新婦様も、「今までにないね…やってみたい!」と喜んで頂きました。経験豊富な新婦様だったからこそ、“今までにない”をキーワードにプランニングをしました。

そして当日、まさかの新婦様から私へ“サプライズ友人スピーチ”という大役が。おふたりからは「プランナーとして任せていたから、事前にお願いするのは申し訳ない」という心遣いのサプライズ。「あれも言えばよかった、これも伝えたかったな」と思い返すところもありますが、サプライズだったからこそ、素直な気持ちを自分の言葉でお伝えすることができたのは良かったと思います。良い意味で、「やられた!」と感じました。

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