【ウエディングプランナーになったきっかけ】
学生の頃に結婚式場のアルバイトの求人を見て、その結婚式場のホールスタッフになったことが、ウエディング業界に入ったきっかけです。
アルバイト初日の披露宴では、花嫁から親御様への手紙のシーンで仕事中にもかかわらず、感動して号泣してしまいました。
アルバイトとして3年間勤務する間に配膳以外にも、アテンドもやらせていただきました。私はすごく飽き性なので、様々なことをやらせてもらえるこのアルバイトはとても楽しく感じました。
その頃は「ウエディングプランナー」という言葉がなく、当時でいう婚礼コーディネーターさんから「このお客様にどんな披露宴を提案したらおもしろい結婚式になるか?」と、尋ねられたことがありました。
そこで様々な提案をさせていただき、装飾コーディネートや結婚式のプランニングのおもしろさや醍醐味を感じたことが、私のウエディングプランナー人生のきっかけになりました。
このアルバイトを経て、ブライダル業界へ就職しようと思い就職活動を始めたのですが、私が通っていた大学は経済系だったので、周りに何も情報がありませんでした。なので、電話帳片手にいろんな結婚式場などに手当たり次第に電話を掛けて、募集をしていないか聞いていました。
そうして就職したのが、互助会系列の総合結婚式場と呼ばれるものです。そこでは、新規営業・衣裳室・進行キャプテン等いろいろな部署を経験することが出来ました。ただ、今ほど挙式のスタイル、結婚式場のスタイルに幅がなかった時代なので、カップルは違えども毎週末ごとに同じ結婚式の流れが繰り返される事に違和感を感じていきました。
その職場を自身の結婚・出産を機に退職したのですが、子育てがひと段落した頃に、「やっぱりもう一度プランナー復帰したい!」とゲストハウスに再就職。数々の経験を重ねる事で、自身が目指す結婚式のこだわりを世の中へ自由に発信するためにフリープランナーとして独立しました。