【印象に残るプランニング ep.1】

沖縄の慶良間諸島で行った結婚式です。10月にリゾート地でゲスト20名くらいの結婚式を挙げたいとおっしゃっていました。

最終的に沖縄で結婚式をやることになり、その時期の沖縄は台風が直撃するかもしれないとお伝えはしていたのですが、準備をしていく段階で台風が直撃するタイミングとぶつかってしまうかもしれないということが分かりました。

慶良間諸島には結婚式がプロデュースできる会社がなかったため、全部私が動く形になりました。事前にプランニングと同じような工程で過ごしてみたり、現地の方とのコミュニケーションを取ったり、最後に帰りの飛行機も同じルートで帰ってきてみることによって、ゲストの方がどういった部分にストレスを感じてしまうのかを想定することができました。

しかし、結婚式二日前になって、当日の沖縄の天気は台風直撃で何もできないことが判明。急いでお二人に会いに行き、「結婚式を延期するか中止するか30分以内に決断してください。」と言いました。

結局、結婚式は延期することになりました。決断してもらってから翌日の午後くらいまでの間に、ゲストの方たちに連絡していただき、スケジュールの確認や航空チケットの再手配をしました。

「なんとかする」という想いだけで、どうにか全部間に合わせることができました。新郎新婦のお二人からだけでなく、ゲストの方らも現地で初めてお会いする前から信頼感を抱いていただくことができました。

当日は、ゆったりとしたビーチで結婚式をすることができ、とてもよかったです。延期した後もいろいろドタバタしたのですが、無事に終えることができました。