リモートワークの普及による働き方の転換期

最終更新日: 2020年07月10日

新型コロナウィルスの感染拡大により、様々の企業がリモートワーク(テレワーク)を取り入れるようになり、徐々に言葉が浸透してきているという印象です。

振り返ると、2000年代は、インターネットが広く普及し、ひとり一台のパソコン所有が常識となり、誰でも自由に多くの情報収集ができるようになりました。そこから、2010年になると、スマートフォンの誕生により、いつでもどこでも手軽に情報収集することも娯楽を楽しむこともできるようになり、ライフスタイルに大きな影響を及ぼしてきました。そして、2020年は、新型コロナウィルスにより、10年に一度の働き方の大転換期を迎えていると感じています。

株式会社カオナビの研究機関「カオナビHRテクノロジー総研」の実態調査によると、リモートワーク実施率の全体平均35,5%を越えたのは、首都圏(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)のみで、首都圏以外の地域では、半数以上の方が毎日出社しているというデータが出ています。リモートワークという言葉は、浸透しつつありますが、実情としては、地域によって、まだまだ大きな差があるようです。

特にブライダル業界は、職業の特性上としても、どうしても出社しなければならない現場が多いですが、例えば、多くの工場を抱える東芝は、新型コロナウィルスを機に生産性を高めたいと、「変形労働時間制」を取り入れ、週休3日制度(1日10時間×4日&週休3日)の導入を決めており、どの業界・業種でも、これから柔軟な働き方が広がっていくだろうという予測もあります。

変化が著しいタイミングではありますが、これまでと全く同じような環境には戻らず、就職・転職活動においても、これからのキャリアを考える上でも、今後、更にデジタル化が加速していくことは間違いないと思いますので、少しずつでも、デジタルツールに興味を持ち、使用してみることをおすすめしたいと思います!

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