知識による新たな付加価値を生み出す労働者「ナレッジワーカー」とは
「ナレッジワーカー」をご存知でしょうか?
「ナレッジ(知識)」と「ワーカー(労働者)」を組み合わせた造語のことで、企業に対して自身の持つ知識を活用して新たな付加価値を生み出す「知識労働者」を指します。
この言葉は、マネジメントという言葉を生み出したことで有名なオーストリアの経済学者ピータードラッカーの提唱が始まりです。
ナレッジワーカーが注目されるようになったのは、近年VUCA(ブーカ)の時代に突入したことにより、環境が大きく変化したためです。VUCA時代や著しいテクノロジーの発展により、自分たちの持つ知識を利用した企業貢献が求められています。
ナレッジワーカーは、明確な資格が必要なわけではありません。必要と考えられるスキルは下記の通りです。
自己研鑽力:つねにアンテナをはり、新しい情報をキャッチするチカラ
情報発信能力:課題発掘・解決と周囲を巻き込むチカラ
考え抜く力:物事を多角的に見て、最適解を見いだすチカラ
分析力:情報を取捨選択しするチカラ
発想力:新しいアイデアを生み出すチカラ
チャレンジ精神:失敗を恐れず挑戦するチカラ
コミュニケーション力:周囲に考えを伝え、相手の話を引き出すチカラ
ナレッジワーカーの存在が、社会や企業にどんな影響をもたらすでしょうか。
かれらは、業界の垣根を超えた交流ができるため、1つの業界に留まらず多方面から情報を収集できます。時間と場所を自由に使いこなす働き方により、オンとオフをあえて分けずに、一方で得た知見をもう一方で活かすことも可能になります。上記のような力を身に着けられれば、就職や転職の際にも応用可能な自分の付加価値になるのではないでしょうか。
さらに、契約形態に縛られない働き方が可能になることで、テレワークや副業、業務委託など柔軟性の高い社会が実現します。ブライダル業界でも、数年前までは想像できなかったフリーランスが登場したように、産休・育休で現場を離れざるをえなくても業界には属していられる未来が叶うかもしれません。
2023年の十干十二支である癸卯は、何かを開始するのに縁起がよく、希望があふれ好転するよい年になると言われています。
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