2022年4月より、育児・介護休業法が改正されました!

最終更新日: 2022年04月15日

育児・介護休業法が改正され、新しい育児休業制度が始まりました!
2022年4月1日から段階的に(3段階で)施行されていきます。

近年、少子高齢化が進む中で、政府は子育て環境に関する施策に注力しており、その中でも、特に男性が積極的に家事や育児に参加できる仕組みづくりを進めております。

注力する背景としては、家事・育児の負担を女性が多く占めており、女性の社会進出・活躍機会を阻んでいるとされている為です。ブライダル業界においても、少なからず影響が出ているところかと思います。

厚生労働省のある調査によると、2020年度の女性の育休取得率が80%以上に対し、男性の育休取得率は約13%程度に留まっている為、政府は、2025年度までに、男性の育休取得率を30%にすると目標を掲げております。

改正ポイントについては、下記の通りです。

①雇用環境整備、個別の周知・意向確認の措置の義務化(令和4年4月1日施行)
②有期雇用労働者の育児・介護休業取得要件の緩和(令和4年4月1日施行)
③産後パパ育休(出生時育児休業)の創設(令和4年10月1日施行)
④育児休業の分割取得が可能に(令和4年10月1日施行)
➄育児休業取得状況の公表の義務化(令和5年4月1日施行)

それぞれキャリアの考え方や就職・転職活動を進める上での大事にしたいポイント等に関しても、これから変化していきそうですね。

また、各企業に関しては、時代の背景と共に変化していく法制度を理解した上で、ワークライフバランスが実現できる職場環境を整えていく必要となります。

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