ブライダルマネジメント3.0内で語られた広報がまずすべきことは?

最終更新日: 2020年09月11日

先日、第1回『THE BRIDAL MANAGEMENT 3.0』を開催しました!
視聴していただいた皆様、誠にありがとうございました。

今回は、3部入れ替え制で実施し、総勢約270名の方にご参加いただきました!
全国で頑張る次世代のブライダルリーダーの皆さんと、業界のトレンドについて学びを深めながら、翌日からパワフルに仕事を進められるよう、パワーを分かち合えたことを嬉しく思っています。

今回のコラム記事では、前回の若手ブライダル人オンラインセッションに続き、今回のセッションの中でもPRについて語って頂いた、株式会社worg代表の市川千尋さんのお話を取り上げたいと思います。

*以前のコラム記事はこちら:
「第3回オンラインセッション内で語られた広報の存在とは?」
https://wedding-tuku.com/columns/2020-08-07

本セッションの中で、一番印象的だったのは、戦略なき広報はたどり着きたい未来に行くことはできず、まず、すべきことは「現在地を知る」というお言葉です。

分かりやすく例えとして出されていたのが、カーナビゲーションです。
車を運転して、どこかに行きたい時は、カーナビを使って明確に目的地を入力します。そして、自動的に道順が示され、必要な時間や距離、たどり着くためのいくつかのルートが分かりますが、それは、「目的地」と「現在地」の2点を結べるから分かるものです。

詳細な地図を持っていたとしても、いまの現在地が分からなくなってしまった時は、道に迷ってしまいます。これまで皆さんも、初めて行く場所に旅行した際等、ご経験はないでしょうか。

目的地はどこか?そして、いまの現在地はどこか?
シンプルですが、この考え方を軸にPRに携われるかどうかが、大きなポイントです。

そして、現在地を知るためには、「社外」と「社内」の両面の声を聞くことが大切であることも語られていました。自社内で考えていることと、社外から見た時に捉えられていることにGAPが生じている場合が多いため、広報を担う方は、社内と社外のふたつの重なりの中心に立ち、1本の軸を通すことが重要な役割となります。

ぜひ、広報に携わっている方は、まずは現在地を知るというところから始め、どこに向かいたいのかを全社戦略水準で議論・設定していただきたいです。

また、広報以外の方も、広報という役割を遠い存在に置かず、直接、お客様と関わっているからこそ、全社広報の役割でもある意識を持ち、会社としてどのような戦略を持っているのかを主体的に確認して頂きたいと思っております!

次回のTHE BRIDAL MANAGEMENT3.0は、10月6日(火)の開催予定です!

次回も、新しい視点を取り入れられるコンテンツを準備していますので、ぜひ、楽しみにしていただければと思います!