VUCA時代に注目されている越境学習とは?

最終更新日: 2021年12月17日

新型コロナウイルス感染拡大によって、私たちは変化するスピードが早い「VUCA」の時代に生きていることを実感されている方が多いと思います。

これからのブライダル業界においても、ひとつの正解がある訳ではなく、自らで課題抽出を行い、解を生み出し変革していくことが求められるのではないでしょうか。

世の中が特に不確実な時代には、各々のキャリアの自律が求められます。その中で、昨今注目されているのが、「越境学習」です。

皆さんは、越境学習という言葉をご存知でしょうか?

越境学習の研究者として第一人者でもある法政大学大学院の石山教授の言葉を引用させていただくと、「自分自身の所属やキャリア、これまで慣れ親しんできた考え方などの"境界"を超えて、新しい機会に触れることで学び、自明で暗黙の前提となっていた価値観の変容があること」と定義されています。

日々の職場から離れて新しい環境で活動することは、新しい学びを獲得し成長機会に繋がります。これまでブライダル業界の中では、会場をこえた連携や繋がりが活発ではなかったと思いますが、イノベーションが求められる環境に変わってきている今、少しずつでも、会場や業界をこえた新しい学び方も選択できるようになると、キャリアの自律が進むかもしれません。

企業側からすると、退職されてしまうという懸念が残るかと思いますが、これまで築いてきた信頼関係をもとに信じて送り出すことが、結果、関係性をより強固なものにし、本人の成長が組織内に還元される流れをつくれるものだと思います。

就職・転職活動においても、自身が志望する業界以外の世界に触れることで、改めて、自己理解が進んだり、活動を進める上での軸が明確になります。

当社としても、ブライダル人材の新しい働き方と学び方をテーマに、新しいサービスのリリースをしています!長期的なブライダル業界従事者のキャリアについて考える、ひとつのきっかけになれたら幸いです。

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