先進企業が導入する人事評価「ノーレイティング」

最終更新日: 2021年08月27日

人事担当者の方がいつも頭を悩ませるのが、メンバーの評価ではないでしょうか。

多くの時間をかけながら、公平な評価をしようと試みても、それぞれの仕事内容や捉え方によって、どうしてもバラつきが生じてしまいます。制度上、昇進や昇給と結びついているかと思いますので、評価がメンバーの人生を左右することも思うと、各組織の中で工夫しながら、慎重に取り組んでいることと思います。外部環境の大きな変化もあり、もしかするとこれまでの人事評価制度では、対応しきれない部分が出てきている組織もあるかもしれません。

そんな状況下の中で、昨今、「ノーレイティング」という評価方法が注目されています!

「ノーレイティング」とは、「S~C」や「5~1」などといった評価で、社員をランク付けしない新たな人事評価制度のことを示します。グローバル企業中心に、採用している企業が増えつつある状況です。

これまで、MBO(目標管理制度)を元に、一定のタイミング(半年~1年)で評価を進めるのが一般化されていますが、IT技術の発達および激しいグローバル競争に伴い、経営を進める上でスピードがより重視すべきものになり、半年から1年のサイクルを通した、目標設定・達成度の確認では対応できなくなってきたことが背景としてあります。

ノーレイティングでは、マネージャーの負担が大きくはなりますが、1on1やコーチングを通して、日々評価を行っていく為、著しい環境の変化にも柔軟に対応ができます。

外部環境の変化により働き方が変わる中で、各企業の制度まわりに関しても、徐々にこれから変化が出てくるかもしれませんね。

評価や報酬制度に関しては、各企業の考え方が色濃く出る部分でもあり、就職・転職活動を進める上でも、今後のキャリアを考える際にも、重要な内容となります。今後の動向に注目したいところです。

緊急事態宣言がさらに延長となり、ブライダル業界の中では、今後のトレンドをおさえながら、早期に打ち手を考えていかなければならない状況が続いております。

当社では、継続して、wetuku運営責任者のマモさんこと高津と1対1で、直接対話できる機会を設けております!皆さんが気になる情報収集のみでも大歓迎ですので、是非、この機会を有効活用していただけますと幸いです。

<マモさんとの1on1はこちらから>
https://timerex.net/s/mamoru.takatsu/0433e738

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