働くママに多い「マミートラック」とは?

最終更新日: 2021年08月13日

結婚・出産後も働き続ける女性が増加している中、お子さんの育児と仕事の両立を目指す女性社員の働き方・キャリアの築き方のひとつとして、昨今「マミートラック」という言葉をよく耳にするようになりました。

今回のコラムでは、マミートラックがどのような言葉を指すのか、ご紹介したいと思います。

「マミートラック」とは、子育てをしながら働く女性が、育児と仕事の両立をしていく中で、昇給や昇進等の機会が難しくなるキャリアコースを示します。

こちらの言葉(考え方)は、アメリカで誕生しました。当時、なかなか育児をしながら仕事ができる環境整備ができていない状況下で、解決していく方向性として、「キャリア優先者」と「キャリアと家庭両立者」を分け、家庭との両立実現を目指す方には、育児休業などの制度を整備するよう企業が取り組んだことが始まりだと言われております。

自身の考えのもと、マミートラックを選択する方もいらっしゃる中で、両立支援が十分ではない企業では、お子さんがいない従業員との比較で、同じような働き方や業務量を担うことが難しいという判断になると、個人の意に反して、キャリアの一線からは退き、補助的業務を割り振られるケースも少なくないようです。

意に反する場合に関しては、働くことに対しての意欲低下に繋がり、企業側にとっては、退職に繋がってしまう大きな損失の可能性もあります。

昨今、外部環境の変化もあり、働き方改革やダイバーシティの考え方も少しずつ浸透してきている為、各企業としては、リモートワークやサテライトオフィスの活用を通した労働環境の見直しや勤務時間の時短制度やフレックス制度導入等、各制度面においての再設計等、今から進められるところもあるかもしれません。

また、キャリア選択の幅を増やし働きやすい環境を整えながら、1on1ミーティング等でのそれぞれのキャリアの方向性をすり合わせる時間を確保することや自社の求める人物像を明確化した上で、多種多様な働き方を推奨する組織風土・文化形成も大切になります。

一方、就職・転職活動を進める際は、どのような制度が整備されているのか、キャリア形成に関しての考え方や組織風土については、ひとつの要チェックポイントになるかもしれませんね。

女性が多い職場環境でもあるブライダル業界では、個人としても企業としても、悩まれている方もいらっしゃるかと思います…!

私たちがお力になれることがあれば、お気軽にお声掛け頂けますと幸いです。私たちは、キャリアに関することについても、ウェディングをつくるひとを全力で応援させていただきます!

当社のキャリアカウンセラーに15分~30分程のスキマ時間で、
気軽に相談ができる「カジュアル面談」

▼カジュアル面談のご予約はこちらから
https://timerex.net/s/tiplogcareer_201909/198b2a81

wetuku運営責任者のマモさんこと高津と1対1で対話を通じて、
情報収集やアイディア出しができる「マモさん1on1」

▼マモさん1on1のご予約はこちらから
https://timerex.net/s/mamoru.takatsu/0433e738

HR