“イクメン”が増える社会へ!育児・介護休業法の改正

最終更新日: 2021年05月28日

東京都など9都道府県に発令している緊急事態宣言について、更に延長になることが各ニュースで取り上げられていますね。一刻も早く、新型コロナウィルスの影響がおさまることを願うばかりです。

一方で、自宅で過ごす時間が増え、家族と対話できる時間が増えた方が多いのではないでしょうか。不安なことが多い時だからこそ、近くで支えてくれる存在が心強いものでもあるかと思います。

いま、新しい動きとして、もっと男性が子育てのための休みを取りやすい環境をつくることを目的とし、育児・介護休業法の改正案が国会に提出されています。

子育てを楽しみ、自分自身も成長したいと考えている男性を“イクメン”と呼ばれていますが、そんな“イクメン”を応援する内容です。

ポイントについて、大きく3つ記載致します!

・大事な出産直後に男性が柔軟に育休を取りやすくできるよう、産後8週間を対象とした「出生時育休」が新設
・育休取得対象の男性に対して、企業は制度内容の説明および取得の意向確認をすることが義務化
・従業員1000人以上の大企業は、男性の育休取得率公表が毎年義務化

ブライダル業界で活躍している男性メンバーも多くいる中で、これからパパになる方は、我が子を育てる時間を確保できることで、お客様と向き合う際にも、ご提案できる幅が広がるかもしれないですね。

これから更にキャリアの考え方も変わるかと思いますし、就職・転職活動を進めていく上でも、企業に対してチェックすべきポイントが増えますね。

各組織においては、柔軟な働き方が選択できる風土の醸成・業務分担の仕組み構築等、早いうちに進められると良いかもしれません。

引き続き、社会全体として、お互いに支え合える環境や関係が育まれることを願いたいと思います。

HR