社員の幸福を上げることで業績を上げる専門の役割とは…?

最終更新日: 2020年12月11日

先日、第4回『THE BRIDAL MANAGEMENT 3.0』を開催しました!
視聴していただいた皆様、誠にありがとうございました。

今年の5月からオンラインセミナーの開催をスタートしまして、年内最後の今回のイベントでは、これから就職活動を控えている大学生の方々も含め、約100名の皆さんとご一緒することができ、大変嬉しく思っています!

来年以降も、皆さんから頂いた有難いお声をもとに、ブライダル業界全体および皆さんのお役に立てる機会を提供できるよう、努めて参ります。

今回のコラムでは、本イベントの中で、「社員が幸せになると業績が上がる」~社員の幸せ担当役員の配置!?~と題し、株式会社スペサンCHOの佐藤様に語って頂いた内容の中から、印象に残った点を中心に、取り上げさせて頂きたいと思います。

ご登壇いただいた佐藤様の役職である「CHO」とは、チーフ・ハピネス・オフィサー(Chief Happiness Officer)の略で、企業において、従業員の“幸福”をマネジメントする専門の役職を言います。
あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、グーグルなどシリコンバレーの先進企業が導入していることから、世界的に注目されている役割です。

日本でも注目されている背景としては、時代の変化に伴い、幸福の基準も変化していることが大きいと言われています。

数十年前に関しては、「モーレツ社員」という言葉が使われていたように、たくさん働いて、多くの給料を得て、みんなが憧れるものを消費していくという物質的な豊かさがひとつのスタンダードでしたが、現代では、働き方やキャリア、ライフスタイルも多様化し、幸福の基準が主観的に変化しました。

この変化が働く上でも大きく影響してきており、業績を上げれば、社員が幸せだった環境が、社員が幸せではないと業績は上がらず、人が離れていく時代になったのです。

そこで、CHOというひとりひとりの内面の豊かさを育みながら、組織をひとつにまとめ上げていく役割が注目を浴びています。

特に印象的だったのは、満足度と幸福度の違いについてです。
簡単にお伝えすると、下記の通りです。

・満足度:客観的/短期的、アプローチとしては、制度・環境・報酬を指す
・幸福度:主観的/長期的、アプローチとしては、やりがい、貢献感、自己成長 等

この違いを混在させてしまうと、幸福度は高い状態で保つことができず、効果的な施策にはならないそうです。

お話を聞かせていただき、社員の幸福をマネジメントする役割として、どの切り口も科学的な観点でアプローチしていることに驚いたことと、もっとCHOという役割が世に広まれば、心豊かな組織が増えると確信しました。

本コラムを読んで頂いている方は、ふと立ち止まって、そもそも今の自身の幸福度はどのぐらいだろう?という、現状把握からかもしれないですね。

ブライダル業界で活躍している方々は、新郎新婦をはじめ、関わる方々に幸せを提供する役割でもあるので、まずは自組織・自チームの幸福度を高くできる工夫や提案をしてみて頂きたいと思います。

また、これから就職・転職活動をする方は、給与や勤務時間等の条件だけでなはく、入社後の活躍を考えた時に、その会社様が大切にしている価値観や文化等、定性的な観点も大事にしていただくことをお勧めしたいと思います。

新型コロナウィルスの影響により、私たちの心まで影響を受けないよう、みんなで手を取り合いながら、一歩一歩、前進していきましょう!

HR