ブライダル業界の人事が注目している「HRテック」とは?

最終更新日: 2020年07月17日

人事界隈では、よく会話の中で出てくる言葉なのですが、皆さんは、HRテックという言葉を聞いたことはありますでしょうか。

この言葉の意味は、HR(Human Resource:人財)× テクノロジー(Technology)の造語です。

パーソル総合研究所による調査結果によると、2030年には、約640万人程度の人手不足が起こる見通しで、業務効率化の推進が期待されていることもあり、データとテクノロジーの活用が注目されています。

新型コロナウィルスの影響もあり、各企業の導入がこれから加速して進んでいく想定です。
具体的な用途としては、たとえば下記のようなイメージです。

◆採用活動領域:
面接をWEB上で録画・ライブ形式で行う事ができ、PCやスマートフォン等から、どこでも面接を受ける事が可能。また、応募者の情報は、履歴書等の紙管理ではなく、WEB上で管理していく。

◆育成活動領域:
従業員に対して、WEB上で簡単なアンケートを定期的に取ることで、従業員や組織コンディションを見える化し、課題の早期発見・解決が可能。

◆従業員管理領域:
企業が行う社会保険・雇用保険手続きの自動化や従業員情報を入力するだけで必要書類を自動作成したり、行政への書類提出がWEB上で申請可能。

ブライダル業界の中でも、特に採用活動において、システム導入を進めている企業が増えています。

就職・転職活動を進めている方の中には、まだPCを持っていない方やITツールに不慣れな方もいらっしゃるかと思いますが、環境の変化に合わせて、少しずつ準備を進めていく事をお勧めします。

大きな転換期を迎えているところですので、今後のキャリアを考える上で、何かお困りのことがありましたら、お気軽にお問い合わせ頂ければと思います!

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