ブライダル業界の「有給休暇」取得の実情とは?

最終更新日: 2020年04月16日

近年、ライフスタイルの大きな変化に伴い、各業界で働き方について見直したり、新しい制度を構築する等、様々な動きが活発化していますね!

そんな中、働き方改革の一環として、2019年4月1日から各企業では、10日以上の有給休暇が付与される全ての労働者に対し、毎年「5日間」有給休暇を取得させることが義務付けられました。

有給休暇とは、労働基準法で認められている労働者の権利であり、行使すると賃金が支払われる休暇を取得することができるものです。厚生労働省の調査によると、直近の有給休暇取得率は、全産業平均で51,1%です。「生活関連サービス業、娯楽業」は、36,5%となっています。
*参考文献:「平成30年就労条件総合調査」

サービス業は、お客様中心の仕事でもあるので、休暇の取りづらさが出ているのかもしれませんね。しかし、ブライダル業界においても、徐々にですが「お客様を幸せにするためには、スタッフ自身が幸せでないといけない」という考え方が広がっており、有給休暇に対して、積極的に取り組む企業も増えてきています!

一般的には、有給休暇制度としては、入社後6ヶ月時点で10日間付与、その後は1年ごとに付与されます。加えて、各社独自での取り組みとして、有給を取得するタイミングをマネージャーと話し合い、年間のスケジュールとして予め決めておくことや、本社部門でも労働時間管理とセットで有給取得が運用されているか管理する等、これまで以上に働く環境の向上を後押しするような動きが出てきているようです。

今回紹介した「有給休暇」に関して、各企業の風土・文化によっても取り組み方が様々です。法令で定まっている部分に加え、各社独自の取り組みを転職活動の段階で質問・確認しておくと良いかもしれませんね!!

HR