ピアノの調律師がウエディングプランナーに
記憶に残るような一日を提供できるようなプランニングを

シェ・トヤ 布施 秀治さん

前職はピアノの調律師
人生の一大イベントである結婚式をお手伝いする事に

【ウエディングプランナーになったきっかけ】
ウエディング関係のお仕事は以前より興味がありましたが、前職はウエディングにはあまり縁のない、ピアノの調律師の仕事をしていました。

そこから縁あってシェ・トヤでプランナーを経験させていただくことになりました。入社当時は、人生の一大イベントである結婚式をお手伝いする事がこんなにも大変で楽しいとは思ってもみませんでした。

ウエディングプランナーになる前は、この仕事について華やかな印象を持っていました。お二人にとっての人生での一大イベントのお手伝いをするというところで、主役になるお二人を陰ながら支えて、素敵な一日を作り上げていくというような部分に、華やかさを感じていました。

実際にウエディングプランナーとして仕事を始めてみて、こんなに人のために何かしてあげたい自分がいたんだっていうことに気づきました。この仕事をするまでは全く気付いていない部分でした。

二人のことをよく知り、理解することが大切
二人が感謝の気持ちを伝え、ゲストが来てよかったと感じれる一日を

【プランニングのこだわり】
私たちは、新郎新婦にとって思い出の一日を作っていく事が仕事ですが、お二人にとって大切なゲストにとっても記憶に残るような一日を提供できるよう心掛けています。

特別な工夫を凝らした演出やサプライズで華やかに楽しく作り上げる事も記憶に残る結婚式になるかもしれませんが、お二人が感謝の気持ちを伝え、ゲストが来てよかったと感じられるような一日を作れるように、お二人と一緒に考えながら作っていきます。

そのためにはお二人をよく知り、理解できていないと何のご提案もできません。わずかな打合せ期間でお二人の全てを計り知る事は難しいですが、とにかくお二人とお話しをする事で、よりお二人を知る機会が増えると感じます。

ご近隣のみなさまに見送られ、笑顔が溢れる結婚式に
シンプルだが、二人にとって大切な事が実現できた一日

【印象に残るプランニング】
この地域は昔から自宅から花嫁が支度して出発するというような儀式的なものがあります。とはいえこのご時世ですので、なかなかそういった昔ならではの結婚式の儀式というか、そういったことをされる方というのはずいぶん減ってきました。

そういった昔ながらの結婚式を昔からお二人に関わってきた親御さんやおじいさま、おばあさま、そしてご近所の方たちみんなに見て欲しいとあるカップルさんがおっしゃって、自宅から和装でお支度をして始まった結婚式というのが私の中で印象に残っています。

ご近隣の皆さんの笑顔と涙に見送られ、地元で有名な神社に向かいます。自宅から支度して送り出すという事はご両親にとって思い出深い物になったと仰っていました。ご両親世代はそれが当たり前の事だったから、時代とともに薄れてしまった伝統を子供たちが再現してくれたのは嬉しかったのでしょうね。

神社ではたくさんの子供たちと父兄の皆さんがお出迎え。新婦様は小学校の先生です。大好きな先生の花嫁衣装に子供たちは大喜び。ここでもたくさんの笑顔に囲まれて、厳粛な雰囲気の神前式も和やかに進みました。当会場にお越しいただいてからは主役とは言えゲストをもてなす側に早変わり。こだわり抜いたメニュー内容、新郎新婦にまつわる食べ物でお越しいただいた皆さんに『美味しい楽しい』時間をお過ごしいただきます。

メニュー考案のキーワードは『お寿司に合う料理』。簡単に言えば和食なのでしょうが、当会場はフレンチレストランが手掛けるゲストハウス。和食で良ければ『和』を強みにされている会場様を選ばなかったのは何で?とお話しすると『トヤさんが一番料理が美味しかったから』とわかり易い回答でした。

『難しい事も出来るように一緒に考えよう』というスタイルも買っていただいていたようで、『和』に合う創作フレンチの考案が始まりました。キッチンとおふたりが直接打合せればスマートだったなと今思えば反省ですが、『お二人の事は僕が』『料理の事ならうちのプランナーに任せろ』といういらないプライドと、お二人の意向とキッチンの創作があり、お二人のためのメニューが完成しました。

とは言え創作料理ですから、お二人はともかくご両家のご両親に満足いただけるか心配でしたので、当日を迎える前に実際のメニューを皆さんにご試食いただき全員にOKをいただいた上でご提供しました。

ちなみになぜ『お寿司』が料理のキーワードだったかというと、新婦様のお父様が寿司職人でいらっしゃり『お父さんと一緒に握ったお寿司をみんなに振舞いたい』という事で、お寿司に合う料理の考案に至りました。

当日のお料理に関しては提供直後からゲストには賞賛いただく事ができました。1皿目は地元漁港で採れた新鮮な魚をお醤油で、2皿目はブイヨンでじっくり炊き上げた大根にフォワグラを添え、3皿目は真鯛のポワレに季節の蕪とカキノモトの霙餡を添え…皆さん一皿一皿に舌鼓を打たれたご様子でした。

肝心のお寿司の提供ですが、スムーズに進行するよういろいろと準備していたのですが、流石は職人と職人の娘、こちらの不安を吹き飛ばす見事な速さで人数分のお寿司を握り上げられました。お父様は白衣にねじり鉢巻き、新婦様は打掛の振袖に襷を掛け、サーブは新郎さんも手伝って、あっという間に70人分のお寿司は売り切れました。お二人もお父様も、ゲストの皆様も満足、満腹なひと時をお過ごしいただきました。

ちなみにこのお寿司のシャリは兼業農家の新郎様が春から丹精込めて育てた新米です。実はこの新米、ウエディングケーキにも使用しました。新米を製粉し、米粉を使ったウエディングケーキに仕上げました。米粉を使用したスポンジはしっとりしていて甘みがあり、それだけでいただいても美味しいんですよ。米処だからできる演出かもしれません。このお二人が作りたかった一日は、お世話になった全ての人に結婚の報告と、誰もが美味しいというお料理で楽しい時間を過ごしていただく、自分たちが真心こめた品でゲストをもてなす事で感謝の気持ちを伝えること。シンプルではありますが、お二人にとって大切な事が実現できた一日だと思っています。

美味しく楽しい時間こそ最高のおもてなし
ゲストの喜びがお二人にとっての喜びに繋がる

【シェ・トヤのおすすめ】
お料理に特色のある会場と思います。当店を選んでいただくおふたりは、ゲストに美味しい料理を食べていってほしいとお考えの方が非常に多くいらっしゃいます。メニューや食材、調理内容にこだわっただけでは美味しく召し上がっていただく事はできません。

ゲストの食べ進みを見ながら、演出や進行状況に合わせて調理を行い『出来たて』を提供する事。言葉で表現するととても簡単ですが、1組1組の列席数や進行内容によって状況は全く変わってきます。

プランニングの段階からも『美味しい料理』を意識しながらスケジュール調整をしていきます。美味しく楽しい時間こそ最高のおもてなしと考えます。ゲストの喜びがお二人にとっての喜び、そんな一日を提供できる会場と思っています。

お二人の様々なエピソードと『食』を紐づけ
より『食』を通してたくさんの方を笑顔に

【今後の目標】
プランナーとしては1年ブランクがあります。この1年たくさんのお客様とお話をする中で、プランナー時代に提案できなかった事が、沸きあがるように自分の中から飛び出してきています。大げさですけど……。またプランニングに携わる運びとなり、お客様を担当する事が楽しみでなりません。当会場のプランナーである以上は、より『食』を通してたくさんの方を笑顔にしたいです。お二人の様々なエピソードと『食』を紐づけして、当会場らしい提案を目指します。

今の二人があるのは周りの人たちの存在があってこそ
普段なかなか伝えられない感謝の気持ちを伝える一日に

【カップルの皆様へ】
普段はなかなか口にする事のない感謝の気持ちを、大切な人たちへ特別な1日に伝えませんか?

結婚式には招待された全員が幸せな気持ちになれる、また『今日の結婚式はこんなに素敵だったんだよ』と家に帰ってから話を聞いた列席していない人たちも温かい気持ちになれる不思議な力があります。今の二人があるのはそんな人たちの存在があってこそではないでしょうか?

フォトレポート   Photo Report

所属する会場   Hall Information

えちごトキめき鉄道 妙高はねうまライン 春日山駅 より徒歩20分 / 車5分 えちごトキめき鉄道 直江津駅 より車10分 / 上越

当日は館内がお二人の別邸となります。 日頃から講習やミーティングを重ね、コミュニケーションのとれたスタッフが、お二人のおかかえ料理人・サービススタッフとなり、大切なゲストをお迎えするお手伝いをいたします。 上質な空間づくり、思いをかなえる細やかな心遣い、ゲストハウスウェディングを探究したらこの形になりました。 「行った方が誰かに自慢したくなる。そんなゲストハウスでありたい・・・」 これはシェ・トヤ全スタッフ共通の願いです。

収容人数 :着席 20名 ~ 120名 / 少人数・50名以下プランあり | 予算の目安 :70名の場合 250万 ~ 350万 | 挙式スタイル:教会式 / 人前式

プロフィール   Profile

布施 秀治さん

2011年、株式会社アクイル入社。ウエディングプランナー歴6年。
前職はピアノの調律師で、リクエストがあるとピアノを弾くことも。

休日はとにかくドライブに行くのが好きなため、ひたすら車の運転をしていることが多い。300キロ圏内くらいだったらどこへでも行ってしまうほどの運転好き。愛車はトヨタ・iQ。普段はクラシックやジャズを聴くことが多く、耳に入って気に入ればジャンル問わず何でも聴く。ジャズ、クラシックの曲は大概知っている。